大会名称 |
---|
2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
3H |
セッション名 |
生体情報科学 |
講演日 |
2009/09/02 |
講演場所(会議室等) |
H会場(9号館2F 923教室) |
講演番号 |
G-012 |
タイトル |
居眠りによる覚醒水準低下に伴う瞬き特徴の解析 |
著者名 |
石岡 敬浩, 田中 浩司, 高野 博史, 中村 清実, |
キーワード |
居眠り検知, 瞬き, 覚醒水準, 瞬目群発 |
抄録 |
居眠りは、疲労や睡眠不足により意識水準が低下した時に起こる。現在、自動車搭載の居眠り検出装置が開発されているが、瞬き検出のみによる正確な入眠段階の判定はできていない。本研究では、瞬き、眠気表情値、皮膚電位及び脳波を測定し、居眠りによる覚醒水準低下に伴う瞬き特徴量の変化を調べることで、瞬きのみによる居眠り判定の正確な指標を得ることを目的とする。本研究での実験結果より、発生間隔が1秒以内の瞬きが2回以上連続して発生すると定義した瞬目群発が、覚醒水準が低下する前の比較的覚醒水準が高い状態で発生するということや、覚醒水準の低下に先立ち、瞬きの平均閉眼時間が伸長するという傾向が明らかになった。これらのことから、瞬目群発、平均閉眼時間が居眠りによる意識水準低下の早期指標となりえることが示唆された。 |
本文pdf |
PDF download (264.3KB) |