大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
2G |
セッション名 |
人工知能一般 |
講演日 |
2009/09/02 |
講演場所(会議室等) |
G会場(9号館2F 922教室) |
講演番号 |
F-030 |
タイトル |
入札情報を利用した複数財B2B取引モデル |
著者名 |
高橋 里司, 松尾 徳朗, |
キーワード |
B2B取引, 提携, 情報再利用 |
抄録 |
本研究では,供給者が提携を行い,複数の財を同時に供給する取引プロトコルを提案する.取引プロセス内では,調達側と供給側がそれぞれオークションを行い,調達側の勝者と供給側の勝者を決定する.売手と買手のミスマッチを防止するために,調達者のオークション結果を用いて供給側の割当構造を決定し,その構造を基に,供給側の勝者をオークションで決定する.また,調達側オークションの高速計算のための入札情報を利用したプロトコルの動的改善について議論する.具体的には,各調達者の入札類型情報を用いて,プロトコルを動的に改善し,勝者候補を絞り,再オークションを行う.対象とする取引モデルでは,調達需要が補完的である場合,供給者が提携を組み,余剰を利益として再配分するインセンティブがある.本研究では,供給者の入札が補完財入札である場合について議論を行う. |
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