大会名称
2009年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2009
発行日
2009/8/20
セッション番号
3F
セッション名
音声認識・話者認識
講演日
2009/09/02
講演場所(会議室等)
F会場(9号館2F 921教室)
講演番号
E-046
タイトル
持続時間を補正した高齢者音声認識
著者名
伊藤 健哉大津 圭一郎佐藤 正樹鎌田 直希畑岡 信夫
キーワード
音声認識, 高齢者音声, 持続時間補正
抄録
現在の音声認識技術は、成人を対象に開発されており高齢者の為には開発されていない。しかし、近年の日本では、高齢化が進んでおり、年々増加する高齢者が使える音声認識システムの構築が重要な課題となっている。現在、大語彙連続音声認識を利用したシステムの普及に伴い、さまざまな用途で、音声認識が利用されつつある。高齢者音声データベースから音響モデルを作成することによって、認識性能の改善が見込まれるが、現状では語彙数やデータ量が十分でなく、より汎用の大語彙連続音声認識に適用できるかどうかの検証は十分ではない。本発表では、高齢者音声認識では沸き出しが多発して、認識率が劣化することを示し、高齢者音声の持続時間に着目し、持続時間を補正(短縮)して、連続音声認識の評価を行い、効果を確かめた。
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