大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
7C |
セッション名 |
ディペンダブルシステム |
講演日 |
2009/09/04 |
講演場所(会議室等) |
C会場(9号館1F 913教室) |
講演番号 |
C-039 |
タイトル |
帯域分割法に基づく広帯域信号計測 |
著者名 |
プラタマ ファジャル メガ, 宮澤 一之, 本間 尚文, 青木 孝文, 山口 隆弘, 出川 勝彦, 秋田 隆之, |
キーワード |
位相推定, 信号の再構成, アナログ-ディジタル変換, 帯域分割, バンドパスサンプリング, ダウンコンバート |
抄録 |
本論文では、複数のAD変換器を用いることで、個々のAD変換器の帯域を超える広帯域信号を測定するための手法を提案する。入力信号を異なる周波数帯の複数チャネルに分割した後、それぞれのチャネルごとにAD変換を行い、得られた信号を統合することで入力信号を復元する。この手法では、チャネル間で信号に遅延が生じるという問題があり、正確に信号を再構成するためにはこれらの遅延を補正する必要がある。従来はパイロット信号などを用いることで遅延補正を行われていたが、本論文では、帯域分割を行う際にそれぞれの帯域に重なりを持たせ、この重なり部分を利用することで特別な信号やハードウエアを用いることなく遅延を推定する手法を提案する。実際にオシロスコープから得られたデータを用いたシミュレーションを通して、提案手法によってAD変換器の帯域を超える広帯域信号を正確に測定できることを示す。 |
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