大会名称
2009年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2009
発行日
2009/8/20
セッション番号
2C
セッション名
アクセラレータ
講演日
2009/09/02
講演場所(会議室等)
C会場(9号館1F 913教室)
講演番号
C-013
タイトル
GPUによる共有メモリを効率的に用いたFDTD法差分計算の高速化
著者名
高田 直樹下馬場 朋禄増田 信之伊藤 智義
キーワード
Graphics Processing Unit, General Purpose on GPU, FDTD法, 計算高速化, シミュレーション
抄録
FDTD法は,最も有力な電磁界シミュレーション手法である.Maxwell方程式の差分式を用いて磁界と電界を交互に計算し,電磁界の時間的変化を計算するシミュレーション手法である.FDTD法の解析領域を磁界計算用副領域と電界計算用副領域に分けて,共有メモリを効率的に用いるアルゴリズムを提案する.CUDAプログラム環境を用いて統合型シェーダを搭載したGPUに実装し,性能を評価した.従来のFDTD法によるCPUのみの計算に比べ,最大約20倍の計算高速化を達成した.GPUによる計算結果をCPUのみによる計算結果と比較し十分な計算精度を得ることができた.
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