大会名称 |
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2009年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2009 |
発行日 |
2009/8/20 |
セッション番号 |
2B |
セッション名 |
セキュリティ・アクセス制御 |
講演日 |
2009/09/02 |
講演場所(会議室等) |
B会場(9号館1F 912教室) |
講演番号 |
B-009 |
タイトル |
実行時間差に着目したコードの隠ぺい方法 |
著者名 |
神崎 雄一郎, 門田 暁人, |
キーワード |
ソフトウェア保護, 動的解析, 耐タンパ, 難読化 |
抄録 |
動的解析に対して有効なソフトウェア保護の一手法を提案する. 実行の一時停止を伴う動的解析(デバッガのブレイクポイント機能を用いた解析など) が行われた場合,(部分的な)プログラムの実行時間は通常の実行時よりも長くなる. この点に着目し,実行時間が一定時間よりも長い場合は実行が失敗するようにプログラムを変換する. 保護されたプログラムPの一部のコードC(攻撃者に存在を知られたくない命令やデータ) は偽(にせ)の内容で上書きされている. Cは,Pが実行されるとき,あらかじめ指定されたPの一部の実行時間(実行クロック数) に応じて自己書換えされる. 実行時間が一定時間を超過する場合は元来のものと異なる内容で書き換えられ,正しい実行結果が得られない. |
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