大会名称 |
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2008年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2008 |
発行日 |
2008/8/20 |
セッション番号 |
6 |
セッション名 |
コンピュータ囲碁最前線 |
講演日 |
2008/9/4 |
講演場所(会議室等) |
第1イベント会場 |
講演番号 |
6-1 |
タイトル |
コンピュータ囲碁最前線 |
著者名 |
伊藤 毅志, |
キーワード |
抄録 |
チェス界では,1997年にDeepBlueが当時の世界チャンピオンカスパロフ氏に勝利し,近年将棋界では,コンピュータ将棋がプロ棋士に肉薄する実力になっている.一方,コンピュータ囲碁は,合法手の多さと終了手数の長さなどからチェス,将棋に比べはるかに探索範囲が広く,従来の手法ではなかなか強いプログラムが作れない状態が長く続いていた.しかし,近年モンテカルロ法を用いた新しい考え方のプログラムが出現し,急速な進歩を遂げている.本企画では,コンピュータ囲碁の研究としての位置づけと現状に関して講演を行い,実際にコンピュータとプロ棋士による公開対局を行うことにより,急速に実力をつけてきたコンピュータ囲碁の実力を実感していただくと共に,パネル討論で囲碁プログラム界の将来について展望していく. |