大会名称 |
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2008年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2008 |
発行日 |
2008/8/20 |
セッション番号 |
2 |
セッション名 |
慶應義塾創立150年記念講演:情報 "実学 " 実践の場としてのSFC |
講演日 |
2008/9/2 |
講演場所(会議室等) |
第1イベント会場 |
講演番号 |
2-1 |
タイトル |
慶應義塾創立150年記念講演:情報 "実学 " 実践の場としてのSFC |
著者名 |
相磯 秀夫, |
キーワード |
抄録 |
学術の急速な進歩ならびに社会の急激な変革は,大学の教育・研究のあり方にも大な影響を与えている.中でも将来の高度情報社会における学術・産業・社会・生活のあらゆる基盤を支える情報科学系学問分野には抜本的なパラダイム・シフトが求められている.この場合のパラダイム・シフトは大学の改革と同義語であり,情報科学系以外の学問分野にも多くの共通点をもっている.慶應義塾大学では,1980年代半ばから新しい実践的な学問の創設を目指して,(1)学術の進歩,(2)産業・社会との関連,(3)教育の本質,(4)大学の体質改善,(5)社会環境の変化,(6)大学運営の刷新,(7)大学の未来像策定などの視点から,その実現に挑戦してきた.慶大SFCはその成果を世に示したものである.ここでは,その概要を伝えると同時に,将来検討すべき課題について概観する.沈滞ぎみの情報科学系学問分野の活性化に役立つことを願っている. |