大会名称
2008年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2008
発行日
2008/8/20
セッション番号
18
セッション名
イノベータが語るオブジェクトの世界 -いかに生まれ,浸透し,そしてどこに向かうのか?-
講演日
2008/9/4
講演場所(会議室等)
第3イベント会場
講演番号
18-1
タイトル
イノベータが語るオブジェクトの世界 -いかに生まれ,浸透し,そしてどこに向かうのか?-
著者名
柴山 悦哉
キーワード
抄録
オブジェクト指向の概念は1960年代に生まれ,1970〜80年代には研究レベルで発展をとげ,その後,爆発的に普及するに至った.今日では,プログラミング言語,フレームワーク,ソフトウェアの設計・分析法などの主要なものが,多かれ少なかれオブジェクト指向のアイデアを取り入れている.オブジェクト指向は,今や空気や水のように当たり前の存在と言えよう.このオブジェクト指向に対する我が国からの貢献は意外に大きく,この分野で最も権威あるAITOのDahl-Nygaard賞を,今年は東京大学教授の米澤明憲氏が受賞した.第4回目にして,アジア圏から初の受賞者が生まれたことになる.そこで,これを機会に,オブジェクト指向を今一度見つめ直したい.2件の講演とパネル討論を通して,オブジェクト指向が世の中に与えたインパクト,新しい潮流や今後の展望などについて語りあう場を設ける.