大会名称
2008年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2008
発行日
2008/8/20
セッション番号
15
セッション名
エンターテイメント産業におけるモーションキャプチャ技術の将来展望
講演日
2008/9/3
講演場所(会議室等)
第3イベント会場
講演番号
15-6
タイトル
劇団とモーションキャプチャで早10年
著者名
海賀 孝明
キーワード
抄録
劇団わらび座は1951年に創立され,民族芸能をベースに,多彩な表現で現代の心を描く舞台を創り,全国で公演を行っている.劇団では創立後まもなく,日本各地の民族芸能の踊りや祭りを8mmフィルムなどで映像記録を始め,芸能研究や舞台創作に活用してきている.一方,十数年ほど前からモーションキャプチャ(MoCap)技術を使ったゲームや映画が出始め,この技術を使って踊りを記録し,劇団として活用することができないだろうかと考えた.そこで,劇団のコンピュータ部門であるDigital Art Factoryでは,劇団の本拠地の一角にMoCapスタジオを構築した.踊りを記譜する研究から始まり,踊りの伝承教材の制作や舞台への活用など,劇団ならではの試みを紹介する.