大会名称 |
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2008年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2008 |
発行日 |
2008/8/20 |
セッション番号 |
15 |
セッション名 |
エンターテイメント産業におけるモーションキャプチャ技術の将来展望 |
講演日 |
2008/9/3 |
講演場所(会議室等) |
第3イベント会場 |
講演番号 |
15-5 |
タイトル |
ロボット視覚としてのモーションキャプチャ |
著者名 |
山根 克, |
キーワード |
抄録 |
高精度の運動データが大量に取得できるモーションキャプチャは,近年ロボット知能の研究に欠かせないツールとなりつつある.モーションキャプチャを用いて行われている研究の例として,模倣による運動学習,人間の運動観察による動作認識と行動予測,運動パターンの自律的セグメンテーションとシンボル化などがある.マーカレスに人間の運動を計測する試みも行われているが,現状でロボットに搭載できる程度のハードウェアによる画像では人間の視覚と同等の空間認識能力を実現するのは困難であることから,モーションキャプチャはそれに代わるロボットの"眼"として使われていると言える.本講演では,上記のようなロボティクスにおけるモーションキャプチャの活用事例を紹介するとともに,人間の運動を観察するためのロボット視覚としてのモーションキャプチャの将来像とそれに向けた試みについて述べる. |