大会名称
2004年 情報科学技術フォーラム(FIT)
大会コ-ド
F
開催年
2004
発行日
2004/8/20
セッション番号
8
セッション名
パネル討論:『淘汰の時代』の産業界が求める大学の教育・研究レベル 〜IT(情報・通信)分野の大学評価結果発表〜
講演日
2004/9/8
講演場所(会議室等)
第1サブメイン会場
講演番号
H-1
タイトル
パネル討論:『淘汰の時代』の産業界が求める大学の教育・研究レベル 〜IT(情報・通信)分野の大学評価結果発表〜
著者名
阪田 史郎松嶋 登山本 真司佐藤 雄二朗伊東 幸宏
キーワード
抄録
21世紀COEプログラムや大学評価機構による評価など,大学の研究や教育はかつてない厳しい評価にさらされている.大学の活動は,新産業の創出や人材の育成を通した産業界の活性化に不可欠であると同時に,学問研究そのものが産業界に役立つ成果を出すことも求められる.一方で,現状の大学の教育内容が,産業界の求めるものと必ずしも一致しないことも指摘されている. 経済産業省は,2003年度情報通信(IT)分野に絞り,情報通信系の産業界で求められる人材像毎に大学の取組みや成果を評価する指標を作成した.その指標を基に,情報処理学会・電子情報通信学会を軸とした研究者が所属する全国約1400の情報通信系の学科・専攻長にアンケートを送り,大学の人材養成機能を中心に,各大学の研究・教育活動を評価するための本格的調査を実施した. 本パネルは,この評価の方法論やアンケートによる評価結果に基づき,大学と産業界の距離感の現状を提示し,産業界が大学に求める人材養成教育とは何か,大学はそれにどのように応えていくべきかを討議することにより,大学と産業界のよりよい関係を築く方向性を探ることを狙いとする. 本パネルでは,今回の「大学評価の目的とその評価結果」を提示した後,「産官学の各立場から問題」を提起し,全体討議を行う.