大会名称 |
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2004年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2004 |
発行日 |
2004/8/20 |
セッション番号 |
4 |
セッション名 |
プレミアワークショップ:ユビキタス・モバイルネットワークとセキュリティ |
講演日 |
2004/9/7 |
講演場所(会議室等) |
メイン会場 |
講演番号 |
D-10 |
タイトル |
パネル討論:ユビキタス・モバイルネットワークとプライバシー保護 |
著者名 |
新保 史生, 菊池 浩明, 佐々木 良一, 河口 信夫, |
キーワード |
抄録 |
電子タグをはじめとする新たな技術は,ユビキタス社会の整備発展には欠くことができないものであるがゆえにその開発から実装に向けた取組が急ピッチで進められている.反面,個体識別技術の発達が個人のプライバシー保護との関係で大きな問題を生じさせる可能性も懸念されている.プライバシー保護の問題は,ユビキタス社会の発展のために解決しなければならない重要な問題であると認識されつつある一方で,「プライバシー」という概念が,各個人の主観性に大きく影響される抽象的な概念であるがゆえに,それに対する配慮から最後の一歩が踏み出せないことも多い.情報化社会とは限りなくプライバシーが「保護されない」社会であるが,「まったく保護されない」社会にならないために,本報告では,来年4月1日に施行される個人情報保護法も踏まえて,「プライバシー」と「個人情報」の保護の問題を整理し,新たな技術開発と個人の権利利益保護の調和点を探る. |