大会名称 |
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2004年 情報科学技術フォーラム(FIT) |
大会コ-ド |
F |
開催年 |
2004 |
発行日 |
2004/8/20 |
セッション番号 |
1 |
セッション名 |
特別講演:計算機視覚の研究 -その仕組みと今後- |
講演日 |
2004/9/8 |
講演場所(会議室等) |
メイン会場 |
講演番号 |
A-1 |
タイトル |
特別講演:計算機視覚の研究 -その仕組みと今後- |
著者名 |
金出 武雄, |
キーワード |
抄録 |
計算機に「目」-画像を通じて外界を認識する機能― を持たせようという計算機視覚の研究は,1960年代に始まった人工知能研究において最も初期の時代から試みられた問題であり,夢であった.しかし,初期の時代から試みられた簡単な記号的知識と探索による方法で解けるほどやさしい問題ではなかった.以来,計算機視覚の研究は,ヒューリスティックな方法から数理物理的な方法,静的な観察から動的なセンシングによる方法,モデルにもとづく方法からサンプルにもとづく統計的方法などさまざまなアプローチによって,大きな変遷をとげ,とくにこの数年の飛躍的進歩によって新しい応用が開けてきた.この講演では,これらの研究の面白さと有効性を自身の経験と考えの変遷をもとに振り返るとともに,今後は計算機視覚を巨大な探索問題としてみることで一層の進歩を得られるのではないかという視点を述べたい. |