大会名称 |
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2016年 ソサイエティ大会 |
大会コ-ド |
2016S |
開催年 |
2016 |
発行日 |
2016-09-06 |
セッション番号 |
CI-3 |
セッション名 |
IoT時代に求められるセンサ技術・デバイス |
講演日 |
2016/9/20 |
講演場所(会議室等) |
工学部 情報科学研究科棟 A12 |
講演番号 |
CI-3-3 |
タイトル |
グラフェンFETによるバイオセンシング |
著者名 |
○松本和彦, 小野尭生, 金井 康, 井上恒一, |
キーワード |
グラフェン, バイオセンシング, インフルエンザ, 人獣感染 |
抄録 |
グラフェンの表面を糖鎖で修飾し、インフルエンザウイルスの人獣感染性を高感度で検出する手法について述べる。鳥インフルエンザウイルスは強毒性を有しているが、そのままでは人に感染しない。ところがこれが豚などの体内に入って変性すると人に対して感染性を有する様になる。人に感染するか否かは、人の喉にある糖鎖に選択性を有している。我々はグラフェン上に、人糖鎖と鳥糖鎖を修飾したFETを形成し、ウイルスが人感染性を有するか、鳥感染性を有するかを選択的に検出する技術を開発した。また一旦体内に入ったウイルスは増殖後、糖鎖の一部を切断して遊離し、他の細胞に飛来してされに増殖を繰り返す。我々のこの課程をグラフェンFET上で再現することに成功し、これにより将来薬剤機序を定量的に測定できる事をめざす。 |
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