| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
コミュニティバス向けの簡便なリアルタイム位置情報システム
○井伊谷遼典・鎌田 賢（茨城大） |
| 抄録 |
（和） |
バスは、渋滞や天候などの状況により頻繁に遅延する。バス利用者は、バスが時刻表通りに来ないため利
用を躊躇してしまう。バス利用の促進のために、経路毎の停留所の位置や時刻表に加えて、バスのリアルタイムな位
置情報もオープンデータとして公開することが盛んに進められている。停留所の位置と時刻表を登録することは経路
ごとに一度行えばよいことだが、意外と手間を要する。市民サービスの一環として運行されているコミュニティバス
では、経路・停留所・時刻表の見直しを半年毎に行うところもある。本研究では、経路が頻繁に見直されるコミュニ
ティバスを応用対象として、Android 端末を乗せて経路を試験走行するだけで経路と停留所の位置を簡便に記録でき
ることを特徴とするバスの現在位置情報提供システムを示す。取得されたデータはGoogle のGTFS 形式でオープン
データ化される。未実装であるが、経路登録時に車内アナウンスも同時に記録し、運行時にはバスの走行位置をトリ
ガとして自動再生することも計画に含まれている。 |
| （英） |
We present a handy information system for community bus services. Its main feature is that we have
only to go around a new course as a test drive with a terminal device to collect and publish its geographic data
such as the positions of the stops in the Google’s GTFS format. It has been planned but not yet implemented that
voice announcements can be recorded during the test drive with the location data so that the announcements can be
played back automatically. |
| キーワード |
（和） |
コミュニティバス / オープンデータ / GTFS / バスロケーション / / / / |
| （英） |
Community bus service / open data / GTFS / bus location / / / / |
| 文献情報 |
信学技報 |
| 資料番号 |
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| 発行日 |
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| ISSN |
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