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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | Motion-induced blindnessを用いた近接・閉合の手がかりが物体表象に及ぼす相互作用の定量的検討 ○柴田理瑛（東北大）・河地庸介（東北大/学振）・行場次朗（東北大）  HIP2007-130 |
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| 抄録 | （和） | 本研究では，motion-induced blindnessにおける複数のターゲットの知覚的消失パタンを分析することで，近接・閉合の手がかりが物体表象に及ぼす相互作用を検討した．具体的には，内側ターゲットを囲むように輪郭のみの外側ターゲットを呈示し，両方のターゲットが同時に消失するか，別々に消失するかをMIB刺激の呈示時間（30秒）中に被験者に報告させた．全実験においてターゲット間の距離，ターゲットの輪郭の閉合性を共に操作した．とくに実験1では前者を，実験2では後者を系統的に操作した．その結果，ターゲット間の距離が0.2 degのときには近接の手がかりが両ターゲットの消失パタンに最も影響し，0.4 degのときには近接・閉合の手がかりが協調して両ターゲットの消失パタンに影響し，0.6 degのときには閉合の手がかりが両ターゲットの消失パタンに最も影響することが示された．これらの結果は，近接・閉合手がかりの物体表象への相互作用における各手がかりの実効範囲が視覚刺激間の距離に依存して異なることを示し，複数の群化手がかりが視覚刺激間の距離に依存して重み付けされ，物体表象へ相互作用することを示唆する． |
| （英） | In this study, we investigated how proximity and closure cues interactively have an effect on object representations by analyzing the perceptual disappearance patterns of visual targets in motion-induced blindness (MIB).We presented two stimuli in which an inner target (a solid square) was embedded in an outer target (an outlined square), and asked participants to report whether the targets disappeared simultaneously or independently during MIB stimulus presentation (30 s). In all experiments, we manipulated the distance between the targets and the contour closure of outer target. Especially, the former was manipulated systematically in Experiment 1, and the latter was manipulated systematically in Experiment 2.The results of both Experiments 1 and 2 showed that when the separation between the targets was 0.2 deg, proximity cue most influenced the disappearance patterns of the targets, regardless of closure cue. Meanwhile, with the separation of 0.4 deg, proximity and closure cues influenced the disappearance patterns of the targets cooperatively. Furthermore, with the separation of 0.6 deg, closure cue most influenced the disappearance patterns of the targets. We showed that each perceptual grouping cue has a different effective spatial range. These results suggest that the visual system weights each perceptual grouping cue depending on the spatial distance between visual stimuli, and then the multiple perceptual grouping cues interactively affect object representations. | |
| キーワード | （和） | 知覚的群化 / motion-induced blindness / 近接の手がかり / 閉合の手がかり / 物体表象 / / / |
| （英） | perceptual grouping / motion-induced blindness / proximity cue / closure cue / object representation / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 107, no. 369, HIP2007-130, pp. 7-12, 2007年12月. | |
| 資料番号 | HIP2007-130 | |
| 発行日 | ||
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | HIP2007-130 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | HIP |
| 開催期間 | 2007-12-06 - 2007-12-07 |
| 開催地（和） | 東北大学電気通信研究所 |
| 開催地（英） | RIEC |
| テーマ（和） | 感性情報処理の基礎と応用，一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | HIP |
| 会議コード | 2007-12-HIP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | Motion-induced blindnessを用いた近接・閉合の手がかりが物体表象に及ぼす相互作用の定量的検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A quantitative investigation of the interaction effect of proximity and closure cues on object representation by using motion induced blindness |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 知覚的群化 / perceptual grouping |
| キーワード(2)（和/英） | motion-induced blindness / motion-induced blindness |
| キーワード(3)（和/英） | 近接の手がかり / proximity cue |
| キーワード(4)（和/英） | 閉合の手がかり / closure cue |
| キーワード(5)（和/英） | 物体表象 / object representation |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 柴田 理瑛 / Michiaki Shibata / シバタ ミチアキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 河地 庸介 / Yousuke Kawachi / カワチ ヨウスケ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大/学振) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 行場 次朗 / Jiro Gyoba / ギョウバ ジロウ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | |
| 発表時間 | 分 |
| 申込先研究会 | HIP |
| 資料番号 | HIP2007-130 |
| 巻番号（vol） | vol.107 |
| 号番号（no） | no.369 |
| ページ範囲 | pp.7-12 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | |
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