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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 同時マスキングにおけるcue音呈示の効果 ～ 1kHzプローブ音に対するマスキング閾値の変化について ～ ○木谷俊介・鵜木祐史（北陸先端大）  SP2008-30 |
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| 抄録 | （和） | 本稿では、cue音呈示の有無が周波数選択性に影響を与えるかどうかについて調 べるために、cue音の事前呈示の有無ごとのノッチ雑音マスキング実験から得ら れた閾値データを利用して，聴覚フィルタの同調特性の推定を試みる．ここで は、1 kHzプローブ音に対するマスキング閾値が，2種類の信号レベル（10, 20 dB SL），ノッチのスペクトル配置（対称・非対称），cue音呈示の有無の条 件に渡って測定された．cue音は，プローブ信号と同じ周波数，同じ信号レベルとした． 次に同調特性として，マスキング閾値から推定された聴覚フィルタのQ値を求め た．この結果，cue音を呈示することで，フィルタのQ値が大きくなり，同調特 性が鋭くなることがわかった．また，この鋭さは，信号レベルが低いときに顕 著にみられた．これらの同調特性の違いは、同時マスキングにおけるcue音呈示 が周波数選択性に影響を与えている可能性があることを示唆する． |
| （英） | The aim of this study is to investigate whether the precense of a cue tone affects estimates of frequency selectivity or not. This paper attempts to estimate the tuning of an auditory filter, throungh notched-noise simultaneous masking experiments with and without the presence of the cue tone. In these experiments, masked thresholds of 1 kHz probe signal in the masker were measured for normal-hearing subjects as a function of the signal level, (10 and 20 dB SL), notch-width conditions in the notched-noise masker, and the presence of a cue tone. The cue tone was used as the same probe frequency and probe level. Filter-Qs related to ERBs were calculated from the derived auditory filters to compare the filter tuning. The estimated tunings from the masking data with the presence of the cue tone were considerably sharper than those estimated from the masking data without the presence of the cue tone. Moreover, the estimated tunings became much shaper as the probe level was lower. These difference of the tunings suggest that frequency selectivity may be affected by the effect of the presence of the cue tone on simultaneous masking. | |
| キーワード | （和） | 周波数選択性 / 聴覚フィルタ / ノッチ雑音マスキング / 同調特性 / Cue 音 / / / |
| （英） | Frequency selectivity / Auditory filter / Notched-noise masking / Tuning / Cue tone / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 108, no. 116, SP2008-30, pp. 61-66, 2008年6月. | |
| 資料番号 | SP2008-30 | |
| 発行日 | ||
| ISSN | Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SP2008-30 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SP |
| 開催期間 | 2008-06-27 - 2008-06-28 |
| 開催地（和） | 北海道医療大 |
| 開催地（英） | |
| テーマ（和） | 音声生成，知覚，聴覚・音声，一般 |
| テーマ（英） | Speech Production, Speech Perception, Hearing and Speech, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SP |
| 会議コード | 2008-06-SP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 同時マスキングにおけるcue音呈示の効果 |
| サブタイトル（和） | 1kHzプローブ音に対するマスキング閾値の変化について |
| タイトル（英） | A study on effects of the precense of a cue tone on simultaneous notched noise masking |
| サブタイトル（英） | variation of masking thresholds of 1 kHz probe-tone |
| キーワード(1)（和/英） | 周波数選択性 / Frequency selectivity |
| キーワード(2)（和/英） | 聴覚フィルタ / Auditory filter |
| キーワード(3)（和/英） | ノッチ雑音マスキング / Notched-noise masking |
| キーワード(4)（和/英） | 同調特性 / Tuning |
| キーワード(5)（和/英） | Cue 音 / Cue tone |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 木谷 俊介 / Shunsuke Kidani / キダニ シュンスケ |
| 第1著者 所属（和/英） | 北陸先端科学技術大学院大学 (略称： 北陸先端大) Japan Advanced Institute of Science and Technology (略称： JAIST) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 鵜木 祐史 / Masashi Unoki / ウノキ マサシ |
| 第2著者 所属（和/英） | 北陸先端科学技術大学院大学 (略称： 北陸先端大) Japan Advanced Institute of Science and Technology (略称： JAIST) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | |
| 発表時間 | 分 |
| 申込先研究会 | SP |
| 資料番号 | SP2008-30 |
| 巻番号（vol） | vol.108 |
| 号番号（no） | no.116 |
| ページ範囲 | pp.61-66 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | |
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