講演抄録/キーワード |
講演名 |
2022-06-08 14:00
[招待講演]オンボード光モジュールを用いたOPTWEBによる並列データ処理の高速化 ○水谷健二(NEC) RECONF2022-19 |
抄録 |
(和) |
近年のデータの急増で複数のアクセラレータを使った並列データ処理が必要となっており、all-to-all通信を含む集合通信の高速化が重要となっている。広帯域I/Oを有するFPGAは、最新のオンボード光モジュールを活用することで、>800 Gbps/FPGAと広帯域なクラスタを簡易に実現できる。ただし、FPGA上の専用回路を使った並列データ処理の高速化には、集合通信のstart-up latencyの低減だけでなく、有限のFPGAのハードウェアリソースを考慮して軽量なネットワーク機構を用意する必要がある。本講演では、光によるフルメッシュ接続を活用したOPTWEBを用いたネットワーク機構の軽量化を紹介する。OPTWEBにより、従来のパケット通信処理の破棄と専用の多チャンネルメモリ機構との連携で、ネットワーク機構の軽量化と低start-up latencyを実現する[1]。そして、この提案機構を用いて複数FPGAでの並列データ処理を高速化するガイドラインも紹介する。データはOPTWEBの機構に沿って各FPGAの専用メモリ間を直接移動できるように配置する。そして、FPGA内のデータ処理と集合通信とを逐次実行することで、簡易に広帯域な並列データ処理が実現できる[2]。本講演ではソート処理と平均化処理の高速化例を紹介する。 |
(英) |
|
キーワード |
(和) |
FPGA / 光スイッチ / 光学 / 並列データ処理 / ネットワークトポロジ / スイッチ回路 / 帯域 / |
(英) |
/ / / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 122, no. 60, RECONF2022-19, pp. 86-86, 2022年6月. |
資料番号 |
RECONF2022-19 |
発行日 |
2022-05-31 (RECONF) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
査読に ついて |
本技術報告は査読を経ていない技術報告であり,推敲を加えられていずれかの場に発表されることがあります. |
PDFダウンロード |
RECONF2022-19 |