講演抄録/キーワード |
講演名 |
2022-06-07 16:35
スパースイジングモデルのための量子アニーリングアクセラレータの設計 ○大間祐太・ウィッデヤスーリヤ ハシタ ムトゥマラ・張山昌論(東北大) RECONF2022-10 |
抄録 |
(和) |
量子アニーリング(QA)とは組合せ最適化問題を確率的に解く一つの方法である.QAの実装には量子アニーラーという量子コンピュータが必要であるが,現状では大規模問題を解くのに適用されていない.そこで,通常の電子計算機を用いた量子アニーリングシミュレーション(QAS)が注目されているが,膨大な計算時間を要することが問題となっている.本研究ではスパースイジングモデルを用いたシミュレーションに着目し,必要最低限の計算を高並列で行うFPGAアクセラレータアーキテクチャを提案する.スパースイジングモデルでは一つのスピンが他の限定されたスピンにのみ影響されるので,その特性を使って計算量を削減することが出来るが,最適化問題ごとにスピン間の影響が異なる.計算量の削減と高並列処理を両立するため,与えられたスパースイジングモデルのスピン間の接続構造を考慮し,その問題に特化したアクセラレータアーキテクチャを自動生成できる,柔軟性の高い回路アーキテクチャを提案する. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
FPGA / 組合せ最適化 / 量子アニーリングシミュレーション / スパースイジングモデル / / / / |
(英) |
FPGA / combinatorial optimization problems / quantum annealing simulation / sparse Ising model / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 122, no. 60, RECONF2022-10, pp. 45-47, 2022年6月. |
資料番号 |
RECONF2022-10 |
発行日 |
2022-05-31 (RECONF) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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RECONF2022-10 |