講演抄録/キーワード |
講演名 |
2022-05-13 16:00
骨伝導型個人認証デバイスによる個人毎の差異に関する検討 ○貝沼遼太郎・矢野昌平(長岡高専) EA2022-11 |
抄録 |
(和) |
骨伝導イヤホンは,頭蓋骨を伝って蝸牛に直接音を伝えられるという特性から,耳を塞がずに音を聴くことができるという利点があり近年注目されている.また,本研究室では外耳道の音響特性を使った個人認証技術 [1] が研究されてきた.これは他のバイオメトリクス認証が身体的特徴を利用しているのと同じく,外耳道の音響特性が人それぞれ異なることを利用している.しかし骨伝導の特性にも人それぞれに異なりがあるかについては十分に検討されていない.そこで,本研究では測定によって得た骨伝導特性の差異について検討し,骨伝導イヤホンを用いた個人認証デバイスとしての利用の可能性について探る.結果として,頭蓋には個人特有の音響伝達特性があることが分かった.また,EERを算出することにより,ある程度の認証精度が得られることが分かった.また,デバイスの左右を入れ替えた測定によって,頭蓋の伝達特性には測定の向きによって差が生じることが分かった. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
音響工学 / 個人認証 / 骨伝導イヤホン / t-SNE / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 122, no. 20, EA2022-11, pp. 50-53, 2022年5月. |
資料番号 |
EA2022-11 |
発行日 |
2022-05-06 (EA) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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EA2022-11 |