講演抄録/キーワード |
講演名 |
2022-03-08 10:40
Return-Oriented Programmingを用いる自己破壊的耐タンパーソフトウェアの検討(その2) ○大石和臣(静岡理工科大) ICSS2021-69 |
抄録 |
(和) |
自己破壊的耐タンパーソフトウェアは,その実装に対して不正に改変が行われると本来とは異なる動作をして解析・攻撃からプログラムを保護する耐タンパー化技術である.自己書換えコードを使わずに間接ジャンプやReturn-Oriented Programming (ROP)等を用いて自己破壊的耐タンパーソフトウェアを構成する方法の実装について研究が進められている.一方,Intel社の第11世代マイクロアーキテクチャTiger LakeはIntel CET (Control-flow Enforcement Technology) をサポートした.これは,間接ジャンプやROPに基づく攻撃をCPUレベルで防御する仕組みである.本稿では,Intel CETのようなROP防御策を考慮に入れて,ROPを用いる自己破壊的耐タンパーソフトウェアの実装について検討する. |
(英) |
Taking into account CPU-level ROP (Return-Oriented Programming) defenses such as Intel CET, we study implementation feasibility of self destructive tamper resistant software utilizing ROP. |
キーワード |
(和) |
耐タンパー / 自己破壊 / Return-Oriented Programming (ROP) / ソフトウェア保護 / Intel CET / / / |
(英) |
Tamper resistance / Self destruction / Return-Oriented Programming (ROP) / Software protection / Intel CET / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 121, no. 410, ICSS2021-69, pp. 61-65, 2022年3月. |
資料番号 |
ICSS2021-69 |
発行日 |
2022-02-28 (ICSS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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