講演抄録/キーワード |
講演名 |
2022-02-28 15:36
機械学習を用いた白波検出による早瀬流域識別手法の検討 ○成尾一征・岩井将行(東京電機大) |
抄録 |
(和) |
水難事故は一度巻き込まれると死亡・行方不明に繋がる可能性が高いことが指摘されており,未然に防止することが重要である.一方で,未然防止を目指す研究は少なく,河川においては筆者の知る限り見受けられない.また,河川にはライフセーバーなどの成熟した監督者がいないため同行者が役割を担う必要があるが,目を離さず常に監視を行うのは難しい.これらの課題に対し,筆者らは河川での使用を想定した機械学習による危険箇所の検知を試みた.水難事故の防止対策として危険箇所を把握することが有効であり,例として水流が激しい場所が挙げられる.河川においては早瀬という流域が水流の激しい場所として知られている.早瀬は水流が激しいことから水面が白く波立つ白波という現象を確認できる.そこで本稿では白波の物体検出を行うことで,早瀬の識別可能性を検討する.結果として,一定の正確度を持つ検出器の実装を達成し,人の目を頼らない早瀬流域の識別可能性を示した. |
(英) |
(Available after conference date) |
キーワード |
(和) |
水難事故 / 溺水防止 / 機械学習 / YOLOv5 / 物体検出 / / / |
(英) |
Water Accident / Drowning Prevention / Machine Learning / YOLOv5 / Object Detection / / / |
文献情報 |
信学技報 |
資料番号 |
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発行日 |
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ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
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