| 電子情報通信学会 研究会発表申込システム 講演論文 詳細 |
技報閲覧サービス [ログイン] 技報アーカイブ |
| トップに戻る | 前のページに戻る | [Japanese] / [English] |
| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2021-11-19 13:50 アナログ光ファイバ無線における自己位相変調による分散誘起フェージング補償に関する実験的検討 ○奥主健人・カーリヤワサム アミラ・前田譲治（東京理科大）  OCS2021-32 |
|
| 抄録 | （和） | 光ファイバ無線伝送における分散誘起のフェージングによるペナルティは, ファイバの異常分散領域においてはファイバ伝送中の自己位相変調 (SPM) によって緩和され得ることが知られている. 一方, 異常分散領域のファイバでは, 変調不安定と呼ばれるパラメトリック増幅が生じることも知られている. 本稿では, 分散誘起フェージングがSPMによって緩和される現象を, 実験結果と理論計算の比較に基づいて物理的に解釈することを試みた. パラメトリック増幅の生じる領域はファイバ損失によって制限されるが, この領域におけるSPMはパラメトリック増幅に関わる光波間の位相整合に寄与する. このとき, 分散誘起フェージングは完全に抑圧される. 一方, 伝送パワーがパラメトリック増幅の閾値を下回る領域では, 分散による位相回転をSPMが補償するが, その補償量は伝送パワーの減衰とともに減少する. 以上の解釈の妥当性を, 伝送後に分散を付与する実験を通じて検証する. |
| （英） | It is known that the penalty due to chromatic-dispersion-induced power fading in radio-over-fiber links can be mitigated by self-phase modulation (SPM) in optical fiber transmission with anomalous dispersion. However, it is also known that parametric amplification, called modulation instability, occurs in such fiber transmission. In this paper, we attempt to physically interpret the phenomenon of dispersion-induced fading mitigated by SPM based on a comparison between experimental results and theoretical calculations. The region where parametric amplification occurs is limited by fiber loss, and SPM in this region contributes to the phase matching between the light waves involved in the parametric amplification. In this case, dispersion-induced fading is completely compensated for. On the other hand, in the region where the transmission power is below the threshold of parametric amplification, SPM compensates for the phase rotation caused by chromatic dispersion, but the amount of compensation decreases with the attenuation of transmission power. The validity of the above interpretation is verified through an experiment in which chromatic dispersion is added after transmission. | |
| キーワード | （和） | 光ファイバ通信 / 光ファイバ無線 / 波長分散 / 非線形光学 / / / / |
| （英） | Optical Fiber Communications / Radio over Fiber / Chromatic Dispersion / Nonlinear Optics / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 121, no. 251, OCS2021-32, pp. 21-26, 2021年11月. | |
| 資料番号 | OCS2021-32 | |
| 発行日 | 2021-11-11 (OCS) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | OCS2021-32 |
|
| 研究会情報 | |
| 研究会 | OFT OCS IEE-CMN ITE-BCT |
| 開催期間 | 2021-11-18 - 2021-11-19 |
| 開催地（和） | オンライン開催 |
| 開催地（英） | Online |
| テーマ（和） | 放送システム、CATV、放送素材伝送システム、伝送路符号化、情報源符号化、HDTVおよびUHDTV、放送通信連携、光ファイバ配線敷設・保守運用技術、光ファイバ特性測定、光ファイバ特性解析、光ケーブル・光コード、各種用途光ファイバ、光増幅器・光中継装置、光／電気クロスコネクト・OADM、光／電気多重・分離、光送受信機、光端局装置、ディジタル信号処理・誤り訂正、光通信計測、データコム用光通信機器、光変復調方式、ディジタル信号処理アルゴリズム、コヒーレント光通信、光増幅・中継技術、非線形・偏波技術、空間・可視光伝送、量子通信・暗号化技術、空間分割多重（SDM）伝送技術、一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | OCS |
| 会議コード | 2021-11-OFT-OCS-CMN-BCT |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | アナログ光ファイバ無線における自己位相変調による分散誘起フェージング補償に関する実験的検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | An Experimental Study on Compensation of Dispersion-induced Fading in Analogue Radio over Fiber System using Self-Phase Modulation |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 光ファイバ通信 / Optical Fiber Communications |
| キーワード(2)（和/英） | 光ファイバ無線 / Radio over Fiber |
| キーワード(3)（和/英） | 波長分散 / Chromatic Dispersion |
| キーワード(4)（和/英） | 非線形光学 / Nonlinear Optics |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 奥主 健人 / Kento Okunushi / オクヌシ ケント |
| 第1著者 所属（和/英） | 東京理科大学 (略称： 東京理科大) Tokyo University of Science (略称： Tokyo Univ. of Science) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | カーリヤワサム アミラ / Amila Kariyawasam / カーリヤワサム アミラ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東京理科大学 (略称： 東京理科大) Tokyo University of Science (略称： Tokyo Univ. of Science) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 前田 譲治 / Joji Maeda / マエダ ジョウジ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東京理科大学 (略称： 東京理科大) Tokyo University of Science (略称： Tokyo Univ. of Science) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第4著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第5著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第6著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第7著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第8著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第9著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第10著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第11著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第11著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第12著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第13著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第14著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第15著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第16著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第17著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第18著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2021-11-19 13:50:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | OCS |
| 資料番号 | OCS2021-32 |
| 巻番号（vol） | vol.121 |
| 号番号（no） | no.251 |
| ページ範囲 | pp.21-26 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2021-11-11 (OCS) |
[研究会発表申込システムのトップページに戻る]