| 電子情報通信学会 研究会発表申込システム 講演論文 詳細 |
技報閲覧サービス [ログイン] 技報アーカイブ |
| トップに戻る | 前のページに戻る | [Japanese] / [English] |
| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2021-11-11 11:45 ジョイント送受信ダイバーシチ重みベクトルの再帰的解法 ○安達文幸・高橋 領（東北大）  RCS2021-161 |
|
| 抄録 | （和） | 最適ジョイント送受信ダイバーシチ（JTRD)は，基地局側とユーザ側の双方で複数アンテナを用いて複合チャネル利得を最大にするＭＩＭＯダイバーシチである．ＭＩＭＯチャネルの特異値分解あるいは固有方程式を用いて，送信および受信重みベクトルを求めることができる．本報告では，特異値分解あるいは固有方程式ではなく再帰方程式（漸化式）を用いたＪＴＲＤ重みベクトルの解法を提案する．一般的には，基地局側アンテナ本数はユーザ側アンテナ本数に比べてかなり多い．提案する再帰方程式を用いたJTRD重みベクトルの解法は，大規模固有方程式を解く必要がないという特長がある．まず，ＪＴＲＤ重みベクトルを求めるための再帰方程式を導出する．また．基地局側でJTRD重みベクトルを求める場合には，まずベクトルサイズの小さいユーザ側の重みベクトルを再帰方程式により求めた後にベクトルサイズの大きい自分の重みベクトルに変換する方法についても述べる．計算機シミュレーションにより，レイリーフェージングMIMOチャネル環境下における再帰方程式を用いたJTRD重みベクトルの収束状況の測定結果を示す．再帰方程式の初期値として準最適JTRDを用いれば，固有方程式により得られる最適JTRD重みベクトルに少ない繰り返し回数で収束し，最適JTRDと一致するチャネル容量が得られることを示す． |
| （英） | Optimal joint transmit-receive diversity (JTRD) is a type of multi-input multi-output (MIMO) spatial diversity technique and is designed to maximize the composite channel gain. A set of its transmit and receive diversity weight vectors is a solution of eigenequation or is derived by the singular value decomposition of MIMO. In this paper, instead of solving eigenequations, a new method to obtain JTRD weight vectors by recursive equations is proposed. In general, the number of base station (BS) antennas is much larger than that of user. The proposed recursive method does not require solving large-scale eigenequations and therefore, can be practical. First, recursive equations to be used either BS side or user side are formulated. Also presented is a computationally efficient method for obtaining JTRD weight vector at BS side. Firstly, BS obtains the user side JTRD weight vector (which is much smaller vector size than BS side weight vector) by using recursive equation and then, transforms it to BS side JTRD weight vector. It is confirmed by computer simulation assuming Rayleigh fading MIMO channel that the proposed recursive method can obtain the JTRD weight vectors by only 4 to 5 times weight updating according to the recursive equations and can achieve the channel capacity close to the optimal JTRD. | |
| キーワード | （和） | ジョイント送受信ダイバーシ / 固有方程式 / 再帰方程式 / MIMOチャネル / / / / |
| （英） | Joint transmit-receive diversity / eigenequation / recursive equation / MIMO channel / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 121, no. 234, RCS2021-161, pp. 98-103, 2021年11月. | |
| 資料番号 | RCS2021-161 | |
| 発行日 | 2021-11-03 (RCS) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | RCS2021-161 |
|
| 研究会情報 | |
| 研究会 | AP RCS |
| 開催期間 | 2021-11-10 - 2021-11-12 |
| 開催地（和） | NBC別館（長崎） |
| 開催地（英） | NBC-Bekkan (Nagasaki) |
| テーマ（和） | アダプティブアンテナ，等化，干渉キャンセラ，MIMO，無線通信，一般 |
| テーマ（英） | Adaptive Antenna, Equalization, Interference Canceler, MIMO, Wireless Communications, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | RCS |
| 会議コード | 2021-11-AP-RCS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | ジョイント送受信ダイバーシチ重みベクトルの再帰的解法 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A recursive solution of joint transmit-receive diversity weight vectors |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | ジョイント送受信ダイバーシ / Joint transmit-receive diversity |
| キーワード(2)（和/英） | 固有方程式 / eigenequation |
| キーワード(3)（和/英） | 再帰方程式 / recursive equation |
| キーワード(4)（和/英） | MIMOチャネル / MIMO channel |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 安達 文幸 / Fumiyuki Adachi / アダチ フミユキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku U.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高橋 領 / Ryo Takahashi / タカハシ リョウ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku U.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第3著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第4著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第5著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第6著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第7著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第8著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第9著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第10著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第11著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第11著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第12著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第13著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第14著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第15著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第16著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第17著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第18著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2021-11-11 11:45:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | RCS |
| 資料番号 | RCS2021-161 |
| 巻番号（vol） | vol.121 |
| 号番号（no） | no.234 |
| ページ範囲 | pp.98-103 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2021-11-03 (RCS) |
[研究会発表申込システムのトップページに戻る]