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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2021-10-08 11:00 衛星通信回線の降雨減衰特性と伝搬路上の雨域分布の関係 ○前川泰之・柴垣佳明（阪電通大）  SAT2021-49 |
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| 抄録 | （和） | 大阪電気通信大学（OECU、大阪府寝屋川市）で、1988 年から2019 年にかけて過去32年間測定されたKu帯BS電波（11.84GHz、仰角41.3°、右旋円偏波）の受信レベルの降雨減衰変動特性を、降雨事象毎の平均雨域等価通路長と前線等の通過に伴う雨域移動速度に注目して調べた。アメダスによる地上風速は、台風通過時ほど大きな値を示さず、雨域等価通路長との関係も明らかではないが、地上風速と上層の雨域移動速度との平均値を用いると、その風速や風向は台風通過時の場合と同様の関係を示した。すなわち風向がBS電波の到来方向に向かうと雨域等価通路長は増加傾向にあり、到来方向と逆方向になると雨域等価通路長は減少傾向になることが分った。また、風速による雨域等価通路長の増減を補正して降雨高度を再度求めると、雨域の分布は0℃高度以下の範囲にほぼ収まることが分かり、2006年以前は約70％、2006年以降は約90％の範囲を占めることが示された。 |
| （英） | Rain attenuation characteristics due to the passage of rain areas are discussed using the Ku-band BS satellite signal observations (11.84 GHz, elevation:41.3°, right-hand circular) conducted in Neyagawa, Osaka, from 1988 to 2019. The equivalent path lengths averaged over each rainfall event are not so much correlated with the ground wind velocity obtained from nearby AMeDAS. However, they show a considerable correlation with the wind velocity, similarly to the typhoon passage, when the wind is averaged between AMeDAS and the upper air wind inferred from the rain area motion. That is, the equivalent path lengths are increased as the average wind velocity is toward the azimuth direction of the satellite, while they are decreased as the average wind velocity is against the azimuth direction. The rain height corrected by the increase and decrease of the equivalent path lengths due to the wind velocity indicates that the rain area is almost contained within the 0℃ isotherm height, in the range of about 70% before the year of 2006 and about 90% after that year, respectively. | |
| キーワード | （和） | 衛星通信 / 降雨減衰 / 降雨強度 / Ku帯 / 雨域等価通路長 / / / |
| （英） | Satellite communications / Rain attenuation / Rainfall rate / Ku-band / Rain area passage / Equivalent path length / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 121, no. 189, SAT2021-49, pp. 32-35, 2021年10月. | |
| 資料番号 | SAT2021-49 | |
| 発行日 | 2021-09-30 (SAT) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SAT2021-49 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SAT |
| 開催期間 | 2021-10-07 - 2021-10-08 |
| 開催地（和） | オンライン開催 |
| 開催地（英） | Online |
| テーマ（和） | 衛星通信技術及び一般(JC-SAT2021：韓国KOSST連催) |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SAT |
| 会議コード | 2021-10-SAT |
| 本文の言語 | 英語（日本語タイトルあり） |
| タイトル（和） | 衛星通信回線の降雨減衰特性と伝搬路上の雨域分布の関係 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Relationship between rain attenuation characteristics and rain area distribution on the propagation path of satellite communications links |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 衛星通信 / Satellite communications |
| キーワード(2)（和/英） | 降雨減衰 / Rain attenuation |
| キーワード(3)（和/英） | 降雨強度 / Rainfall rate |
| キーワード(4)（和/英） | Ku帯 / Ku-band |
| キーワード(5)（和/英） | 雨域等価通路長 / Rain area passage |
| キーワード(6)（和/英） | / Equivalent path length |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 前川 泰之 / Yasuyuki Maekawa, / マエカワ ヤスユキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 大阪電気通信大学 (略称： 阪電通大) Osaka Electro-Communication University (略称： Osaka Electro-Commun. Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 柴垣 佳明 / Yoshiaki Shibagaki / シバガキ ヨシアキ |
| 第2著者 所属（和/英） | 大阪電気通信大学 (略称： 阪電通大) Osaka Electro-Communication University (略称： Osaka Electro-Commun. Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2021-10-08 11:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | SAT |
| 資料番号 | SAT2021-49 |
| 巻番号（vol） | vol.121 |
| 号番号（no） | no.189 |
| ページ範囲 | pp.32-35 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2021-09-30 (SAT) |
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