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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2021-07-30 16:50 EMSレオメータを用いた脆い粘弾性体のクリープ回復測定 ○平野太一（明大）・山川義和（トリプル・アイ）・酒井啓司（東大）  US2021-25 |
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| 抄録 | （和） | 電磁スピニング（EMS）法は，印加トルクの遠隔制御を行いながら計測用プローブの回転挙動を非接触検出し，粘性や弾性を測定する独自開発技術である．近年，このEMS法による新たな測定システムとして，流動曲線や粘度曲線を詳細に測ることでスペクトロスコピックな解析を行うこともできるレオロジー対応機が加わった．この新機種「EMSレオメータ」を用いた粘弾性評価の第一歩として，市販のレオメータでは計測時の印加振動によって破断が生じてしまうほどの微弱な“見かけの”ネットワーク構造を有する粘弾性体に対して，クリープ挙動とその回復挙動を観測した．徐々に駆動トルクを増加させた印加時には明らかな弾性挙動は確認されず，プローブはトルクに応じた速度で回転し続けた．一方，瞬間的に駆動トルクをゼロまで減少させたトルク解放時には，引き伸ばされていたバネが元に戻るかのようなプローブの反転が起こり，その反転時の回転変位は指数関数的な挙動を示すことが分かった．クリープ回復測定から求められる弾性率や粘度を，同種サンプルの濃厚溶液に対する過去の測定結果から類推した値と比較し，オーダーとして一致することを確かめた． |
| （英） | The Electro-Magnetically Spinning (EMS) method is an innovative and unique technique for measuring viscosity and elasticity of fluids. Lately, an advanced rheometry system using the EMS method was developed to evaluate strictly flow curves and viscosity curves, which can lead to a spectroscopic study. As for viscoelastic properties, however, no quantitative results were reported yet. Then, we conducted the creep and recovery measurements for a viscoelastic fluid, which apparently shows fragile network structures. In the stage of applying torque, the magnitude of torque was increased gradually, so that an elastic behavior was not clearly observed. On the other hand, when the torque was released instantaneously, a reverse rotation due to elasticity was observed. The reverse motion was found to be an exponential behavior showing a characteristic viscoelastic relaxation. In this report, we introduce the measurement results of viscoelastic properties from these creep and recovery tests, and also discuss the difference with previous experimental results for similar fluids. | |
| キーワード | （和） | 電磁スピニング法 / 粘弾性体 / クリープ回復測定 / / / / / |
| （英） | EMS method / viscoelastic fluid / creep recovery measurement / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 121, no. 131, US2021-25, pp. 36-39, 2021年7月. | |
| 資料番号 | US2021-25 | |
| 発行日 | 2021-07-23 (US) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | US2021-25 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | US |
| 開催期間 | 2021-07-30 - 2021-07-30 |
| 開催地（和） | オンライン開催 |
| 開催地（英） | Online |
| テーマ（和） | 物性、一般 (共催：日本レオロジー学会ナノオロジー研究会) |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | US |
| 会議コード | 2021-07-US |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | EMSレオメータを用いた脆い粘弾性体のクリープ回復測定 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Creep recovery measurement for fragile viscoelastic fluids using electromagnetically spinning rheometry system |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 電磁スピニング法 / EMS method |
| キーワード(2)（和/英） | 粘弾性体 / viscoelastic fluid |
| キーワード(3)（和/英） | クリープ回復測定 / creep recovery measurement |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 平野 太一 / Taichi Hirano / ヒラノ タイチ |
| 第1著者 所属（和/英） | 明治大学 (略称： 明大) Meiji University (略称： Meiji Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 山川 義和 / Yoshikazu Yamakawa / ヤマカワ ヨシカズ |
| 第2著者 所属（和/英） | 株式会社 トリプル・アイ (略称： トリプル・アイ) Triple Eye (略称： TE) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 酒井 啓司 / Keiji Sakai / サカイ ケイジ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東京大学 (略称： 東大) University of Tokyo (略称： UTokyo) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2021-07-30 16:50:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | US |
| 資料番号 | US2021-25 |
| 巻番号（vol） | vol.121 |
| 号番号（no） | no.131 |
| ページ範囲 | pp.36-39 |
| ページ数 | 4 |
| 発行日 | 2021-07-23 (US) |
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