講演抄録/キーワード |
講演名 |
2021-07-24 13:25
時間依存グラフに対するマテリアライズドビューの効率的な差分更新手法の提案 ○吉田拓人・常 穹・宮崎 純(東工大) DE2021-10 |
抄録 |
(和) |
本研究では,グラフデータベースを使用し時間依存グラフに対するリレーショナルデータベース(RDB)上のマテリアライズドビューの差分を効率的に更新する手法を提案する.RDBはネットワーク状のデータ処理では計算が複雑になり適していないため,既存のRDBのシステムの機能としてあるマテリアライズドビューは時間依存グラフには対応しづらいという問題がある.そこで提案手法では,RDBの高速に検索が可能である特徴と,ネットワーク状のデータを効率よく処理可能なグラフデータベースの特徴を活用し,データ更新の度にRDB上の事前計算結果に対する差分をグラフデータベース上で計算し,その変更によって生じた差分をRDBへ反映する.評価実験として,ランダム生成したグラフに対して更新クエリ走らせる実験を行った結果,提案手法では,更新にかかる実行時間がグラフのサイズの増加には影響を受けず,更新対象のノードとその隣接ノード数に依存することを示した. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
時間依存グラフ / マテリアライズドビュー / グラフデータベース / 差分更新 / / / / |
(英) |
/ / / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 121, no. 125, DE2021-10, pp. 52-57, 2021年7月. |
資料番号 |
DE2021-10 |
発行日 |
2021-07-17 (DE) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
DE2021-10 |