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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2021-06-25 14:00 有相関レイリーフェージングチャネルにおける準最適ジョイント送受信ダイバーシチの理論検討 ○安達文幸・高橋 領（東北大）  RCS2021-73 |
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| 抄録 | （和） | 最適ジョイント送受信ダイバーシチ（JTRD）では，複合チャネル利得を最大化するように送信側と受信側が協調してダイバーシチ重みベクトルを決定する．一方，準最適JTRDでは受信側がまず，最良送信アンテナに対するチャネルの複素共役をダイバーシチ重みベクトルとして決定し，送信側では受信側がそのダイバーシチ重みベクトルを用いているときのチャネルの複素共役をダイバーシチ重みベクトルとする．本稿では理論解析が可能な準最適JTRDを対象に，フェージング相関がチャネル容量に及ぼす影響について理論検討している．最大比合成（MRC）と選択合成（SC）の二つのタイプの受信側ダイバーシチを用いる準最適JTRDを考える．理論解析により，有相関レイリーフェージングチャネルにおける受信信号対雑音電力比（SNR）の表示式とその確率分布を閉形式として求め，送信アンテナ数が受信アンテナ数より十分多いとき，準最適JTRDではこれまで知られていたことと異なり，受信アンテナ間のフェージング相関が高くなるほどチャネル容量が増加するということを明らかにしている．またこのことを，導出した受信SNRの表示式を用いたモンテカルロ数値計算により確認している． |
| （英） | Joint transmit-receive diversity (JTRD) jointly optimizes transmitter and receiver diversity weight vectors to maximize the composite channel gain. On the other hand, in suboptimal JTRD, the receiver determines its diversity weight vector first and then, the transmitter determines its diversity weight vector so as to maximize the resultant composite channel gain assuming the receiver diversity weight vector. In this paper, suboptimal JTRD is considered since theoretical analysis of optimal JTRD is quite difficult if not impossible. Two types of suboptimal JTRD are considered: maximal ratio combining (MRC) and selection combining (SC) at the receiver. Closed-form expressions are theoretically derived for the distribution of received signal-to-noise ratio (SNR) and its probability distribution achievable by suboptimal JTRD in correlated Rayleigh fading channels. It is theoretically shown that if the number of transmitter antennas is fairly large compared to that of receiver, the fading correlation experienced by the receiver antennas improves the channel capacity compared to the case of uncorrelated Rayleigh fading channels. This is confirmed by the Monte-Carlo numerical evaluation using the derived closed-form SNR expressions. | |
| キーワード | （和） | ジョイント送受信ダイバーシチ / MIMOチャネル / フェージング相関 / レイリーフェージング / / / / |
| （英） | Joint transmit-receive diversity / MIMO channel / fading correlation / Rayleigh fading / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 121, no. 72, RCS2021-73, pp. 255-260, 2021年6月. | |
| 資料番号 | RCS2021-73 | |
| 発行日 | 2021-06-16 (RCS) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | RCS2021-73 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | RCS |
| 開催期間 | 2021-06-23 - 2021-06-25 |
| 開催地（和） | オンライン開催 |
| 開催地（英） | Online |
| テーマ（和） | 初めての研究会，リソース制御，スケジューリング，無線通信一般 |
| テーマ（英） | First Presentation in IEICE Technical Committee, Resource Control, Scheduling, Wireless Communications, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | RCS |
| 会議コード | 2021-06-RCS |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 有相関レイリーフェージングチャネルにおける準最適ジョイント送受信ダイバーシチの理論検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A Theoretical Study on Suboptimal Joint Transmit-Receive Diversity In Correlated Rayleigh Fading Channels |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | ジョイント送受信ダイバーシチ / Joint transmit-receive diversity |
| キーワード(2)（和/英） | MIMOチャネル / MIMO channel |
| キーワード(3)（和/英） | フェージング相関 / fading correlation |
| キーワード(4)（和/英） | レイリーフェージング / Rayleigh fading |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 安達 文幸 / Fumiyuki Adachi / アダチ フミユキ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 高橋 領 / Ryo Takahashi / タカハシ リヨウ |
| 第2著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2021-06-25 14:00:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | RCS |
| 資料番号 | RCS2021-73 |
| 巻番号（vol） | vol.121 |
| 号番号（no） | no.72 |
| ページ範囲 | pp.255-260 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2021-06-16 (RCS) |
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