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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2021-06-18 15:20 FDTDシミュレーションを用いたエコー再現によるコウモリの注意の検討 ○長谷川雄大・手嶋優風・河村 拓・土屋隆生・飛龍志津子（同志社大）  US2021-13 |
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| 抄録 | （和） | コウモリは超音波を放射しその反響を聴くエコーロケーションによって，高度な空間認知を行い，飛行している．特に，CF-FM型の超音波を発するキクガシラコウモリは，注意を払うエコーの周波数を常に聴覚系の感度の高い範囲で一定になるようパルスの周波数を変化させており（ドップラーシフト補償行動），エコー情報に基づいたエコーロケーション行動が知られている．ゆえに，エコー周波数が一定となる補償行動の対象物を明らかにすれば，コウモリの注意変化を知る大きな手掛かりとなる．しかし，従来からのテレメトリマイクロホンを用いた室内実験でも，飛行中のコウモリに届くすべてのエコーを計測することは不可能であり，エコー情報の分析がほとんど行われていない．そこで本研究では，音響シミュレーションの一つである2次元FDTD（finite-difference time-domain method, 時間領域有限差分）法に移動音源/受音点を実装することで，飛行実験中にコウモリが聴取したドップラー効果を含むエコーを数値解析的に再現した．さらにコウモリが補償行動によってエコー周波数を一定にしていた対象を推定し，飛行中のコウモリの注意方向の時間的な変化を分析した． |
| （英） | Bats use echolocation, in which they emit sounds and listen to their echoes, to achieve a high level of spatial perception in flight. In particular, bats that emit CF-FM type ultrasonic waves change the frequency of their pulses so that the frequency of the echoes to which they pay attention remains constant within the sensitive range of their auditory system (Doppler shift compensation behavior). Therefore, the identification of the target of the compensation behavior, which is a constant echo frequency, allow us to investigate the change in attention of bats. However, even in laboratory experiments using telemetry microphones, it is not possible to measure all the echoes reaching the bat in flight from the surrounding walls, and the echo information has not been analyzed well yet. In this study, we numerically reproduced the echoes including the Doppler effect received by bats during flight experiments by implementing a moving sound source in the two-dimensional finite-difference time-domain method (FDTD). From this, we estimated the target of compensation behavior where the echo is constant, and analyzed the change in attention of bats. | |
| キーワード | （和） | コウモリ / 超音波 / ドップラーシフト補償行動 / FDTD / シミュレーション / / / |
| （英） | bat / ultrasound / Doppler-shift compensation / FDTD / simulation / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 121, no. 67, US2021-13, pp. 29-34, 2021年6月. | |
| 資料番号 | US2021-13 | |
| 発行日 | 2021-06-11 (US) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | US2021-13 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | US |
| 開催期間 | 2021-06-18 - 2021-06-18 |
| 開催地（和） | オンライン開催 |
| 開催地（英） | Online |
| テーマ（和） | 医用超音波、アコースティックイメージング、一般（共催：日本超音波医学会基礎技術研究会、日本音響学会アコースティックイメージング研究会） |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | US |
| 会議コード | 2021-06-US |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | FDTDシミュレーションを用いたエコー再現によるコウモリの注意の検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Study of attention of bats by reproducing echoes using FDTD simulation. |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | コウモリ / bat |
| キーワード(2)（和/英） | 超音波 / ultrasound |
| キーワード(3)（和/英） | ドップラーシフト補償行動 / Doppler-shift compensation |
| キーワード(4)（和/英） | FDTD / FDTD |
| キーワード(5)（和/英） | シミュレーション / simulation |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 長谷川 雄大 / Yuta Hasegawa / ハセガワ ユウタ |
| 第1著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 手嶋 優風 / Yu Teshima / テシマ ユウ |
| 第2著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 河村 拓 / Taku Kawamura / カワムラ タク |
| 第3著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 土屋 隆生 / Takao Tsuchiya / ツチヤ タカオ |
| 第4著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 飛龍 志津子 / Shizuko Hiryu / ヒリュウ シズコ |
| 第5著者 所属（和/英） | 同志社大学 (略称： 同志社大) Doshisha University (略称： Doshisha Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2021-06-18 15:20:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | US |
| 資料番号 | US2021-13 |
| 巻番号（vol） | vol.121 |
| 号番号（no） | no.67 |
| ページ範囲 | pp.29-34 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2021-06-11 (US) |
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