講演抄録/キーワード |
講演名 |
2021-03-16 13:00
異なる解像度間の特徴マップを用いた肺腺癌浸潤部の識別 ○近藤丈博・堀田一弘(名城大)・河合 瞳・野口雅之(筑波大) MI2020-70 |
抄録 |
(和) |
肺腺癌は形態により予後が異なるとされており,患者の予後判断は病理医が肺腺癌浸潤部を観察することで行われている.しかし,肺腺癌の浸潤部の形態学的な判定は専門医でも非常に難しい.また,なぜ同じ肺腺癌でも予後が異なるのかは判明していない.そこで,肺腺癌による予後の違いの分析及び医局員の教育のために肺腺癌の形態を自動判定できるモデルが求められている.本研究で用いる病理画像は一般的な画像認識で使用される画像に比べて非常に解像度が高く,深層学習に入力すべき解像度の選定が難しい.本研究では,EVG 染色された病理画像から異なる解像度で切り出した領域をネットワークに入力し,ネットワークの間で特徴マップを共有することにより,1つの解像度だけを用いた場合に比べて精度の向上に成功した. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
肺腺癌 / 病理画像 / ドメイン適合 / 多重解像度 / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 120, no. 431, MI2020-70, pp. 94-98, 2021年3月. |
資料番号 |
MI2020-70 |
発行日 |
2021-03-08 (MI) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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