講演抄録/キーワード |
講演名 |
2021-03-05 15:35
シルバーカーに着脱可能な段差検知および通知デバイス ○島田友憲・岩井将行(東京電機大) WIT2020-32 |
抄録 |
(和) |
高齢者は身体機能の低下を防ぐため,日常的に外出行動をして運動する事が必要であるが,転倒する危険性もある.本研究では,転倒予防を目的として高齢者のうち,特に身体機能の低下がみられるシルバーカー利用者に向けた段差検知および通知デバイスを提案する.本デバイスは,マイコンと距離センサで構成されており,シルバーカーのレバー部分に装着できるような機構となっている.前方に段差が存在する場合,距離センサの値は平面上を走行するときと比べ,小さくなる.このセンサの値の変化を捉えることで,前方の段差検知を行う.走行実験を行い,3cm以上の段差が示す距離センサの値を測定し,変化量の計算を行った.この結果から求めた変化量をしきい値として設定し,段差通知のアルゴリズムを実装した.実装した機能の検証実験を行い,約200cm手前で段差検知し,検知時にビープ音による通知ができることを確認した. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
高齢者 / 段差検知 / 転倒予防 / シルバーカー / LiDARセンサ / / / |
(英) |
Older adults / Step detection / Prevention of falling over / Walking trolley / LiDAR sensor / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 120, no. 419, WIT2020-32, pp. 16-19, 2021年3月. |
資料番号 |
WIT2020-32 |
発行日 |
2021-02-26 (WIT) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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WIT2020-32 |