| 電子情報通信学会 研究会発表申込システム 講演論文 詳細 |
技報閲覧サービス [ログイン] 技報アーカイブ |
| トップに戻る | 前のページに戻る | [Japanese] / [English] |
| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2021-03-04 13:45 ［ポスター講演］SIFT特徴点とDFTドメインを利用した電子透かし法の検討 ○河野綸華・川村正樹（山口大）  EMM2020-68 |
|
| 抄録 | （和） | 電子透かし法では幾何攻撃と非幾何攻撃への耐性が必要となる．幾何変換への耐性のために，SIFT特徴点の周辺に透かし情報を埋め込むSIFT特徴量に基づいた手法が提案されている．Hayashi and Kawamuraによって提案された手法はこの手法の一つである．彼らの方法では，正規化したDCT領域に透かし情報を埋め込む．正規化処理は画質を落とす原因となるため，我々はDCTの代わりにDFTを用いる手法を提案する．DFTドメインは拡大縮小に対して不変性を持つため，正規化が必要ない．従って，この手法では画質の向上が期待できる．各埋め込み領域のDFT係数の振幅スペクトルはトラックに分割され，各トラックはセクタに分割される．1ビットの透かし情報はセクタ内の全ての係数にQIMを用いて埋め込まれる．本研究では，トラック毎のセクタ数とQIMの埋め込み強度を最適化した．また，本手法による透かし情報の堅牢性をビット誤り率(BER)で評価し，画質をPSNRで評価した．その結果，PSNRの平均値は36.4 dBとなり，提案手法は従来法と比較して画質が約2 dB向上した．また，提案手法では拡大縮小を行わない場合にBERがほぼ0となった．しかし，ステゴ画像の拡大率が90¥%の時にBERは0.1以上となり，拡大率が110¥%の時のBERの平均値は0.1未満となった．以上より，DFTドメインを用いた提案手法は拡大縮小時のBERを改善する必要があるが，ステゴ画像の画質を向上させることができた． |
| （英） | It is necessary for watermarking methods to resist geometric and non-geometric attacks. The SIFT feature-based methods which embed watermarks around SIFT feature points are proposed to resist the geometric attack. The method proposed by Hayashi and Kawamura is one of the feature-based methods. Their method embeds watermarks into the normalized DCT regions. Since the normalizing process causes degradation of image quality, we propose a method that uses DFT instead of DCT. The proposed method does not require normalization due to scale invariance in the DFT domain. Therefore, the method can be expected to improve the image quality. Each embedding region in the amplitude spectrum of DFT coefficient is divided into tracks and each track is divided into sectors. A single bit of watermark is embedded into all coefficients of a sector by using QIM. In this work, we optimized the number of sectors per track and the embedding strength of QIM. We also evaluated the robustness of watermarks by bit error rate (BER) and image quality by PSNR. As a result, the average PSNR was 36.4 dB, that is, the proposed method could improve image quality by about 2 dB over the conventional method. The method could also accomplish almost zero BER when no scaling was applied. However, BERs were more than 0.1 when the stego-images were reduced to 90¥% and it was less than 0.1 on average when the images were magnified to 110¥%. In summary, whereas the proposed method using DFT domain needs to improve BER for scaling images, it can improve quality of stego-images. | |
| キーワード | （和） | 電子透かし / SIFT特徴点 / IHC / 離散フーリエ変換 / / / / |
| （英） | Watermarking Method / SIFT feature points / IHC / Discrete Fourier Transform / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 120, no. 418, EMM2020-68, pp. 7-12, 2021年3月. | |
| 資料番号 | EMM2020-68 | |
| 発行日 | 2021-02-25 (EMM) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | EMM2020-68 |
|
| 研究会情報 | |
| 研究会 | EMM |
| 開催期間 | 2021-03-04 - 2021-03-05 |
| 開催地（和） | オンライン開催 |
| 開催地（英） | Online |
| テーマ（和） | 画質・音質評価，知覚・認知メトリクス，人間視聴覚システム，一般 |
| テーマ（英） | Image and Sound Quality, Metrics for Perception and Recognition, Human Auditory and Visual System, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | EMM |
| 会議コード | 2021-03-EMM |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | SIFT特徴点とDFTドメインを利用した電子透かし法の検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Study on Watermarking Method Using SIFT Feature Points and DFT Domain |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 電子透かし / Watermarking Method |
| キーワード(2)（和/英） | SIFT特徴点 / SIFT feature points |
| キーワード(3)（和/英） | IHC / IHC |
| キーワード(4)（和/英） | 離散フーリエ変換 / Discrete Fourier Transform |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 河野 綸華 / Rinka Kawano / カワノ リンカ |
| 第1著者 所属（和/英） | 山口大学 (略称： 山口大) Yamaguchi University (略称： Yamaguchi Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 川村 正樹 / Masaki Kawamura / カワムラ マサキ |
| 第2著者 所属（和/英） | 山口大学 (略称： 山口大) Yamaguchi University (略称： Yamaguchi Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第3著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第4著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第5著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第6著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第7著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第8著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第8著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第9著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第9著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第10著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第10著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第11著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第11著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第12著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第12著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第13著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第13著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第14著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第14著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第15著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第15著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第16著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第16著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第17著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
| 第18著者 所属（和/英） | (略称： ) (略称： ) |
| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2021-03-04 13:45:00 |
| 発表時間 | 15分 |
| 申込先研究会 | EMM |
| 資料番号 | EMM2020-68 |
| 巻番号（vol） | vol.120 |
| 号番号（no） | no.418 |
| ページ範囲 | pp.7-12 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2021-02-25 (EMM) |
[研究会発表申込システムのトップページに戻る]