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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2020-12-22 14:45 脳波を用いた自発的注意計測 ○小林司弥・小野 真・羽鳥康裕・曽 加蕙・栗木一郎・塩入 諭（東北大）  HIP2020-59 |
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| 抄録 | （和） | 注意の対象や課題を自発的に選択する処理過程(自発的注意)は，ヒトの主体性にかかわる極めて重要な脳機能であるが，扱いの困難さから未開拓の研究領域として残されている．本研究では被験者が内的判断によって注意課題を選択できる実験条件を設定し、試行内に自由なタイミングで注意対象を変更する実験を企画した．複数の対象のどこに注意を向けているかを知るために、異なる応答ボタンを利用するとともに、定常的視覚誘発電位による注意位置推定を行った。推定された注意移動に先立つ脳活動から，自発的注意関連脳活動を調査した．その結果、自発脳波のガンマ帯域のスピンドル成分が注意変更に先行すること，注意位置の同側の（つまり注意位置と反対視野に対応する）アルファ帯域成分の増大は注意変更の結果として起こることを見いだした．これらの結果はガンマ帯域のスピンドル成分は自発的脳波に関連することが示唆する． |
| （英） | The process of initiation of attention selection (self-initiating attention) is an extremely important brain function related to human free will. However, there has been little research of the self-initiated attention because of its difficulty in handling. In this study, we conducted experiment to have participants select the location to attend by internal judgment or by free will any time during a trial. The location of attention can be estimated in the experiment by the response keys assigned to locations and the timing can be estimated by EEG signals with steady state visual evoked potential (SSVEP). The results showed that the gamma spindle of spontaneous brainwave preceded the attention shift and that alpha band at the ipsilateral hemisphere increased after the attention shift. These results suggest that the gamma spindle is related to self-initiated attention. | |
| キーワード | （和） | 脳波 / 注意 / 自発的注意 / 選択的注意 / 定常状態誘発電位 / ガンマスピンドル / アルファ抑制 / |
| （英） | EEG / Attention / Voluntary attention / Selective attention / SSVEP / Gamma spindle / Alpha suppression / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 120, no. 306, HIP2020-59, pp. 29-34, 2020年12月. | |
| 資料番号 | HIP2020-59 | |
| 発行日 | 2020-12-15 (HIP) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | HIP2020-59 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | HIP |
| 開催期間 | 2020-12-22 - 2020-12-23 |
| 開催地（和） | オンライン開催 |
| 開催地（英） | Online |
| テーマ（和） | マルチモーダル，感性情報処理，視知覚とその応用，ヒューマン情報処理一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | HIP |
| 会議コード | 2020-12-HIP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 脳波を用いた自発的注意計測 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Attempt on the measurement of voluntary attention measurement by EEG |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 脳波 / EEG |
| キーワード(2)（和/英） | 注意 / Attention |
| キーワード(3)（和/英） | 自発的注意 / Voluntary attention |
| キーワード(4)（和/英） | 選択的注意 / Selective attention |
| キーワード(5)（和/英） | 定常状態誘発電位 / SSVEP |
| キーワード(6)（和/英） | ガンマスピンドル / Gamma spindle |
| キーワード(7)（和/英） | アルファ抑制 / Alpha suppression |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小林 司弥 / Kazuya Kobayashi / コバヤシ カズヤ |
| 第1著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小野 真 / Shin Ono / オノ シン |
| 第2著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 羽鳥 康裕 / Yasuhiro Hatori / ハトリ ヤスヒロ |
| 第3著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 曽 加蕙 / Chia-huei Tseng / |
| 第4著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 栗木 一郎 / Ichiro Kuriki / クリキ イチロウ |
| 第5著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | 塩入 諭 / Satoshi Shioiri / シオイリ サトシ |
| 第6著者 所属（和/英） | 東北大学 (略称： 東北大) Tohoku University (略称： Tohoku Univ.) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | / / |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2020-12-22 14:45:00 |
| 発表時間 | 30分 |
| 申込先研究会 | HIP |
| 資料番号 | HIP2020-59 |
| 巻番号（vol） | vol.120 |
| 号番号（no） | no.306 |
| ページ範囲 | pp.29-34 |
| ページ数 | 6 |
| 発行日 | 2020-12-15 (HIP) |
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