| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2020-12-16 13:20
数値推定における回答バイアス ～ 尺度の違いの影響に関する分析 ～
○本田秀仁（追手門学院大）・香川璃奈（筑波大） |
| 抄録 |
（和） |
本研究では、実世界における対象の数値推定を尺度で回答する際、尺度の違いが回答に与える影響について分析を行った。具体的には、尺度の両端の数値が提示されている尺度、両端と中央値の数値が提示されている尺度、また両端と四分位数が提示されている尺度で回答を求めた場合、回答にどのような違いが生じるのかについて分析を行った。結果として、尺度上に示されている数値に影響を受けた回答が多いことが示された。このことから、数値推定時において、尺度の性質に依存した、独特の回答バイアスが生じている可能性が示された。 |
| （英） |
In the present study, we examined the effects in scale differences on responses of numerical estimations for objects in the real world. In particular, participants answered numerical estimations using one of the scales; a scale with the numbers at both ends of the scale, a scale with numbers at both ends and the median, or a scale with the numbers at both ends and the quartiles. The results showed that responses were affected by the numbers presented on the scale, suggesting that unique response biases were generated by the nature of the scale. |
| キーワード |
（和） |
数値推定 / 尺度の違い / 回答バイアス / / / / / |
| （英） |
Numerical estimation / Difference in scale / Response biases / / / / / |
| 文献情報 |
信学技報 |
| 資料番号 |
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