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| 講演名 | 2020-08-26 13:50 ドプラーシフトを利用した音速プロファイル取得手法の検討 ○吉口将人・小笠原英子・森 和義（防衛大）  US2020-22 |
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| 抄録 | （和） | 海洋中の音波伝搬を計算する上で不可欠な海洋の音速分布を取得するために，コストや手軽さの観点から，現在は水温をExpendable Bathy Thermograph (XBT) にて測定し，塩分濃度の定数または統計値を元に音速へ換算する手法が広くとられているが，塩分濃度が実際と異なった場合伝播経路の計算誤差が大きくなる要因となる．塩分濃度センサーを搭載した装置では精度は向上するが，コストや手軽さとのバランスの問題が生じる．本報告ではドプラーシフトが送受波点での音速に依存することを利用し，水温や塩分濃度などの情報を使用せず直接音速を測定する新たな手法について検討した．固定した受波器と移動する音源を用いて，音源から発せられる音のドプラーシフト量を計測し，音源付近の音速を取得する．音源が落下することで，鉛直方向の音速プロファイルを取得できる．提案手法の数値計算による理論の確認を行い，水槽実験において実際に音速を，水温及び塩分濃度から計算した音速との差が約 1 m/s で取得することに成功した． |
| （英） | Sound speed distribution, which is important to calculate sound propagation in the ocean, is currently estimated from a temperature profile obtained from an Expendable Bathy Thermograph (XBT) probe and a statistic salinity profile. In this calculation, as salinity is not measured value, sometimes it causes large error for estimation of sound propagation. The probe with salinity sensor is expensive, it is hard to cast it in so often like an XBT probe. In this study, authors suggest a new method for measuring sound velocity directly from a Doppler shift amount of a moving source. As the Doppler shift amount depends on the moving speed of the source and the sound speed around the source, it is possible to get the sound speed around the source from the Doppler shift acquired at a receiver if we know the source moving speed. The sound speed profile can be acquired according to the source falling like an XBT probe. Authors confirmed the proposed method by numerical calculation and a tank experiment. In a tank experiment, sound speed profile could be calculated from the Doppler shift. The difference between the sound speed acquired by the proposed method and that of conventional method is about 1 m/s and the movements of both profiles were similar. | |
| キーワード | （和） | 音速 / 音速勾配 / ドプラーシフト / / / / / |
| （英） | Sound Velocity / Sound Velocity Gradient / Doppler Shift / / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 120, no. 139, US2020-22, pp. 11-15, 2020年8月. | |
| 資料番号 | US2020-22 | |
| 発行日 | 2020-08-19 (US) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | US2020-22 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | US |
| 開催期間 | 2020-08-26 - 2020-08-26 |
| 開催地（和） | オンライン開催 |
| 開催地（英） | Online |
| テーマ（和） | 水中音響, 一般（共催：海洋音響学会） |
| テーマ（英） | Underwater acoustics, etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | US |
| 会議コード | 2020-08-US |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | ドプラーシフトを利用した音速プロファイル取得手法の検討 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | A study of sound velocity profile acquisition method using Doppler shift |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 音速 / Sound Velocity |
| キーワード(2)（和/英） | 音速勾配 / Sound Velocity Gradient |
| キーワード(3)（和/英） | ドプラーシフト / Doppler Shift |
| キーワード(4)（和/英） | / |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 吉口 将人 / Masato Yoshiguchi / ヨシグチ マサト |
| 第1著者 所属（和/英） | 防衛大学校 (略称： 防衛大) National Defense Academy of Japan (略称： NDA) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小笠原 英子 / Hanako Ogasawara / オガサワラ ハナコ |
| 第2著者 所属（和/英） | 防衛大学校 (略称： 防衛大) National Defense Academy of Japan (略称： NDA) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 森 和義 / Kazuyoshi Mori / モリ カズヨシ |
| 第3著者 所属（和/英） | 防衛大学校 (略称： 防衛大) National Defense Academy of Japan (略称： NDA) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2020-08-26 13:50:00 |
| 発表時間 | 25分 |
| 申込先研究会 | US |
| 資料番号 | US2020-22 |
| 巻番号（vol） | vol.120 |
| 号番号（no） | no.139 |
| ページ範囲 | pp.11-15 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2020-08-19 (US) |
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