講演抄録/キーワード |
講演名 |
2020-06-12 13:00
透析用監視装置における視覚アラーム検出システムの基礎的検討 ○渡邉翔太郎・清水久恵(北海道科学大) MBE2020-6 |
抄録 |
(和) |
人工透析は一般的に4時間の治療を週に3回行うことが基本であり,患者さんの生活に大変密着した治療となっている.このような治療が行われる透析室が抱えている問題の一つに,透析用監視装置から発せられるアラーム音による騒音が報告されている.本研究は透析室の環境をより快適にすることを目的に,人工透析中の異常を伝える透析用監視装置の新たなアラームシステムの基礎的検討を行った.方法は,透析用監視装置から発せられる視覚アラームをWebカメラで捉え画像認識技術を使用した.今回は,危険警告である赤色のアラームを特徴量として,模擬透析室でアラーム検出実験を行い,その検出率について検証した.その結果,96%以上の検出率で検出できることを確認した.誤検出をなくすためにさらなる研究が必要であるが,本システムはアラーム音によって引き起こされる透析患者へのストレス軽減のための代替となる静音なアラームシステムとして有用であると考えられた. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
透析用監視装置 / アラーム / 画像認識 / / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 120, no. 62, MBE2020-6, pp. 1-4, 2020年6月. |
資料番号 |
MBE2020-6 |
発行日 |
2020-06-05 (MBE) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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