講演抄録/キーワード |
講演名 |
2020-03-02 13:50
ハッシュチェーンアグリゲーションを用いた認証方式の拡張 ○平井晨太・双紙正和(広島市大) ICSS2019-97 |
抄録 |
(和) |
IoT機器の普及により,メモリ等に制約のある機器が増加した.こうしたIoT機器同士で安全な通信を行うには,ユーザ数を$N$としたとき,$N$個の鍵を持てばよい.
しかし,その場合ユーザ数の増加に伴い必要な鍵の数も莫大になる.
そこで軽量で効率的に相互認証を行う方法として,ハッシュチェーンアグリゲーション(以下HCA)が栗原によって考案されたcite{HCA_PST}.
HCAは,各ユーザにハッシュ値を複数割り当て,それらを利用して共通鍵を生成する方法であり,各ユーザが保持する必要のあるハッシュ値は$O(log N)$個である.
しかし,ハッシュチェーンの特定の構成法しか提案されておらず,より一般的な構成法については知られていない.
また,2人のユーザの共通鍵を,2人以上の攻撃者による結託によって計算できてしまう.
そこで,本稿では,より一般的なハッシュチェーンの構成を提案するとともに,
結託攻撃への対策を加えた,新しいHCAを用いた二者間での共通鍵作成法を提案する. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
IoT / 認証 / ハッシュ関数 / ハッシュチェーン / / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 119, no. 437, ICSS2019-97, pp. 213-218, 2020年3月. |
資料番号 |
ICSS2019-97 |
発行日 |
2020-02-24 (ICSS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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