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| 講演名 | 2019-12-05 13:50 ［ポスター講演］LTE/5Gと異システム間の周波数共用のための高度を考慮した電波伝搬推定法 ○宮本 直・片桐啓太・藤井威生（電通大）  SR2019-89 |
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| 抄録 | （和） | 近年，2.3GHz帯において5Gと異システム間の周波数共用検討がなされている．周波数共用時，二次ユーザ(SU : Secondary User)は一次ユーザ(PU : Primary User)への与干渉を回避しつつ，自身の通信品質を最大限担保する必要がある．そのためSUはPU周辺の電波環境を正確に認識し，その結果に基づき通信パラメータを適切に設計しなければならない．高精度な電波環境認識手法として，近年，実観測型スペクトラムデータベース(MSD: Measurement-based Spectrum Database)が注目されている．MSDでは，車両やスマートフォンなどにより観測された電波環境情報を場所ごとに統計化することで，電波環境マップ（REM: Radio Environment Map）を構築する．REMはPUに関する電波環境情報を集約したものであり，SUはこれを補助情報として活用することで，PU周辺の電波環境を高精度に予測でき，通信パラメータの設計に活用できる．しかし，既存のMSDはスマートフォンなどの移動端末による電波観測を前提としているため，直接観測可能な範囲は地上数メートルの高さに限られている．2.3GHz帯におけるPUは地上数十メートルの高さで信号を受信する可能性があるため，従来のMSDではPU周辺の伝搬特性を正確に把握できない恐れがある．そこで，本稿では，地上における実観測値および回折モデルを組み合わせることで，PUの受信アンテナ高度を考慮した電波伝搬推定法を提案する．提案手法では，PU送信機周辺の障害物をみなし送信位置として選定する．その後，みなし送信位置および電波センサ間の回折損失をナイフエッジ回折によりモデル化し，電波センサの実測値からPU受信機における信号電力推定を行う．提案手法の有用性を検証するため，実際の周波数共用環境を想定した観測実験を行った．観測結果より，高さ方向の伝搬特性を精度よく推定できることを示す． |
| （英） | In this paper, we discuss a radio propagation estimation considering altitude of receiving antenna. In recent years, spectrum sharing between 5G and different systems has been considered in the 2.3GHz band. A measurement-based spectrum database(MSD) attracts attention as an accurate radio environment recognition method. In the MSD, the radio environment information is observed by huge numbers of terminals such as vehicles and smart phones on the ground. However, in the 2.3GHz band, primary users are expected to receive signals at the height of building roof. Hence, we propose a radio propagation estimation method considering altitude of receiving antenna by combining diffraction model and measurement data on the ground. Through experiments, we evaluate the proposed method. | |
| キーワード | （和） | 周波数共用 / 電波伝搬 / スペクトラムデータベース / ナイフエッジ回折 / / / / |
| （英） | Spectrum Sharing / Radio Propagation / Spectrum Database / Knife-edge Diffraction / / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 119, no. 325, SR2019-89, pp. 23-24, 2019年12月. | |
| 資料番号 | SR2019-89 | |
| 発行日 | 2019-11-28 (SR) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SR2019-89 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SR |
| 開催期間 | 2019-12-05 - 2019-12-06 |
| 開催地（和） | 石垣市民会館（石垣島） |
| 開催地（英） | Ishigaki City Hall (Ishigaki Island) |
| テーマ（和） | コグニティブ無線，機械学習応用，異種無線融合型ネットワーク，SDN，IoT，一般 |
| テーマ（英） | cognitive radio, machine learning application, heterogeneous network, SDN, IoT etc. |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SR |
| 会議コード | 2019-12-SR |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | LTE/5Gと異システム間の周波数共用のための高度を考慮した電波伝搬推定法 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Radio Propagation Estimation Considering Altitude for Spectrum Sharing between LTE/5G and Different Systems |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 周波数共用 / Spectrum Sharing |
| キーワード(2)（和/英） | 電波伝搬 / Radio Propagation |
| キーワード(3)（和/英） | スペクトラムデータベース / Spectrum Database |
| キーワード(4)（和/英） | ナイフエッジ回折 / Knife-edge Diffraction |
| キーワード(5)（和/英） | / |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 宮本 直 / Sunao Miyamoto / ミヤモト スナオ |
| 第1著者 所属（和/英） | 電気通信大学 (略称： 電通大) The University of Electro-Communications (略称： UEC) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 片桐 啓太 / Keita Katagiri / カタギリ ケイタ |
| 第2著者 所属（和/英） | 電気通信大学 (略称： 電通大) The University of Electro-Communications (略称： UEC) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 藤井 威生 / Takeo Fujii / フジイ タケオ |
| 第3著者 所属（和/英） | 電気通信大学 (略称： 電通大) The University of Electro-Communications (略称： UEC) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2019-12-05 13:50:00 |
| 発表時間 | 105分 |
| 申込先研究会 | SR |
| 資料番号 | SR2019-89 |
| 巻番号（vol） | vol.119 |
| 号番号（no） | no.325 |
| ページ範囲 | pp.23-24 |
| ページ数 | 2 |
| 発行日 | 2019-11-28 (SR) |
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