講演抄録/キーワード |
講演名 |
2019-09-10 13:25
がん患者を対象とした漫才ロボットによる笑いの実証実験 ○家根和希・原口和貴(甲南大)・佐藤 亮(大阪国際がんセンター)・荒牧英治(奈良先端大)・宮代 勲(大阪国際がんセンター)・灘本明代(甲南大) DE2019-20 |
抄録 |
(和) |
現在我々は,医療や福祉の現場で人に笑いを提供することを目的として
「漫才ロボット」の研究開発を行っている.漫才ロボットは「お題」を与えると,
インターネットから様々な知識を取得して漫才台本を数分で自動生成し漫才を演じるロボットである.
本論文では,実際の医療現場においてこの漫才ロボットが,
身体的・精神的負担を強いられることも多いがん患者を笑わせることが可能かを,
動画と自記式質問票により評価分析を行う.
具体的には,がん患者である被験者に対し漫才ロボットによる漫才を実演し,
漫才鑑賞中に被験者が笑ったか笑わなかったかの分析を行う.
さらに漫才鑑賞の前後に自記式質問票により気持ちの変化を計る.
この実験を1日3回連続しない2日間で行い,分析を行う.
その結果,漫才ロボットががん患者を笑わせることが可能だとわかった. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
ロボット / 漫才台本自動生成 / 笑い / がん患者 / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 119, no. 201, DE2019-20, pp. 29-34, 2019年9月. |
資料番号 |
DE2019-20 |
発行日 |
2019-09-03 (DE) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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DE2019-20 |