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| 講演抄録／キーワード | ||
| 講演名 | 2019-08-28 14:40 ［ポスター講演］模擬難聴処理を活用した音声波形加工に基づく明瞭度改善 ○彦坂 秀・小林和弘・林 知樹・関 翔悟・武田一哉（名大）・坂野秀樹（名城大）・戸田智基（名大）  SP2019-13 |
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| 抄録 | （和） | 医学的な治療が困難である感音性難聴は，補聴器による聴覚機能の補助を行うのが一般的である．補聴器では，入力信号に対して周波数に応じた増幅を施す処理が行われるが，難聴者の聴覚特性（難聴特性）を十分に考慮することは困難であるため，通常，難聴者とのヒアリングを通して増幅度合いを調整する必要がある．本稿では，補聴器における音声明瞭度向上を目指し，模擬難聴処理を活用した音声加工法を提案する．提案法では，模擬難聴処理で表される難聴特性を補正するように，メル対数スペクトル近似（Mel-Log Spectrum Approximation: MLSA）フィルタを用いて音声加工用フィルタを設計する．実験的評価の結果，1）提案法は音質の良い音声に加工することはできる一方，音量補正効果が低減すること，2）これに対し，ダイナミックレンジ圧縮を適用することで，音量補正効果の低減を抑えることができること，3）さらに，フィルタリング重みの導入により，音量補正効果と音質改善効果のバランスを調整することで，音声明瞭度をさらに改善できることが分かった． |
| （英） | For sensory hearing loss, which is difficult to treat medically, a hearing aid is commonly used to assist the hearing function.However, it is usually necessary to adjust the degree of amplification to individual deaf persons through hearing with each of them because it is difficult to sufficiently consider the auditory characteristics of the individual deaf persons.In this paper, we propose a speech modification method using a hearing impairment simulator to improve speech intelligibility in hearing aids.In the proposed method, the mel-log spectrum approximation (MLSA) filter for speech modification is designed so as to compensate hearing impaired characteristics modeled by the hearing impairment simulator.As the result of an experimental evaluation, it is observed that 1) the proposed method can significantly improve sound quality alghough it reduces a power correction effect, 2) the power correction effect can be improved by also using the dynamic range compresseion, and 3) speech intelligibility can be further improved by using a filtering weight to adjust a balance between the sound quality improvement effect and the power correction effect. | |
| キーワード | （和） | 補聴器 / 模擬難聴システム / 音声明瞭度 / メル対数スペクトル近似フィルタ / ダイナミックレンジ圧縮 / / / |
| （英） | hearing aid / hearing impairment simulator / speech intelligibility / mel-log spectrum approximation filter / dynamic range compression / / / | |
| 文献情報 | 信学技報, vol. 119, no. 188, SP2019-13, pp. 25-29, 2019年8月. | |
| 資料番号 | SP2019-13 | |
| 発行日 | 2019-08-21 (SP) | |
| ISSN | Online edition: ISSN 2432-6380 | |
| 著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します．(許諾番号：10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) | |
| PDFダウンロード | SP2019-13 |
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| 研究会情報 | |
| 研究会 | SP |
| 開催期間 | 2019-08-28 - 2019-08-28 |
| 開催地（和） | 京都大学 |
| 開催地（英） | Kyoto Univ. |
| テーマ（和） | 認識，理解，一般 |
| テーマ（英） | |
| 講演論文情報の詳細 | |
| 申込み研究会 | SP |
| 会議コード | 2019-08-SP |
| 本文の言語 | 日本語 |
| タイトル（和） | 模擬難聴処理を活用した音声波形加工に基づく明瞭度改善 |
| サブタイトル（和） | |
| タイトル（英） | Intelligibility enhancement based on speech waveform modification using hearing impairment simulator |
| サブタイトル（英） | |
| キーワード(1)（和/英） | 補聴器 / hearing aid |
| キーワード(2)（和/英） | 模擬難聴システム / hearing impairment simulator |
| キーワード(3)（和/英） | 音声明瞭度 / speech intelligibility |
| キーワード(4)（和/英） | メル対数スペクトル近似フィルタ / mel-log spectrum approximation filter |
| キーワード(5)（和/英） | ダイナミックレンジ圧縮 / dynamic range compression |
| キーワード(6)（和/英） | / |
| キーワード(7)（和/英） | / |
| キーワード(8)（和/英） | / |
| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） | 彦坂 秀 / Shu Hikosaka / ヒコサカ シュウ |
| 第1著者 所属（和/英） | 名古屋大学 (略称： 名大) Nagoya University (略称： Nagoya Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） | 小林 和弘 / Kazuhiro Kobayashi / コバヤシ カズヒロ |
| 第2著者 所属（和/英） | 名古屋大学 (略称： 名大) Nagoya University (略称： Nagoya Univ.) |
| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） | 林 知樹 / Tomoki Hayashi / ハヤシ トモキ |
| 第3著者 所属（和/英） | 名古屋大学 (略称： 名大) Nagoya University (略称： Nagoya Univ.) |
| 第4著者 氏名（和/英/ヨミ） | 関 翔悟 / Shogo Seki / セキ ショウゴ |
| 第4著者 所属（和/英） | 名古屋大学 (略称： 名大) Nagoya University (略称： Nagoya Univ.) |
| 第5著者 氏名（和/英/ヨミ） | 武田 一哉 / Kazuya Takeda / タケダ カズヤ |
| 第5著者 所属（和/英） | 名古屋大学 (略称： 名大) Nagoya University (略称： Nagoya Univ.) |
| 第6著者 氏名（和/英/ヨミ） | 坂野 秀樹 / Hideki Banno / バンノ ヒデキ |
| 第6著者 所属（和/英） | 名城大学 (略称： 名城大) Meijo University (略称： Meijo Univ.) |
| 第7著者 氏名（和/英/ヨミ） | 戸田 智基 / Tomoki Toda / トダ トモキ |
| 第7著者 所属（和/英） | 名古屋大学 (略称： 名大) Nagoya University (略称： Nagoya Univ.) |
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| 講演者 | 第1著者 |
| 発表日時 | 2019-08-28 14:40:00 |
| 発表時間 | 60分 |
| 申込先研究会 | SP |
| 資料番号 | SP2019-13 |
| 巻番号（vol） | vol.119 |
| 号番号（no） | no.188 |
| ページ範囲 | pp.25-29 |
| ページ数 | 5 |
| 発行日 | 2019-08-21 (SP) |
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