講演抄録/キーワード |
講演名 |
2019-06-21 16:00
電力効率を考慮したギガビットHAPSモバイル通信のシステム設計 ○柴田洋平(HAPSモバイル)・金沢 昇(ソフトバンク)・小西光邦・星野兼次・太田喜元・長手厚史(HAPSモバイル) RCS2019-98 |
抄録 |
(和) |
超広域のカバーエリア、災害に強いネットワークを実現する新たな移動通信プラットフォームとして成層圏プラットフォーム(HAPS: High-Altitude Platform Station)への期待が高まっている。HAPSでは高度20kmの成層圏を飛行する気球や飛行機、飛行船などの機体に無線機を搭載することで、LTE等に対応したスマートフォンに直接移動通信サービスを提供することができる。筆者らはこれまでに7セル程度を対象としたHAPSモバイル通信のセル構成の最適化検討を行っているが、近年のモバイルブロードバンドの普及状況を考慮すると、HAPSにおいても将来的にはギガビットクラスの高速大容量通信が求められるものと考えられる。このため、数10セル単位の多数のセルをHAPSに搭載するための検討が不可欠となる。しかし、機体の性能に応じて搭載可能な無線機の重量や消費電力には制約があるため、多数のセルを搭載するためには、無線機の送信電力を含む電力効率を考慮した検討も必要である。そこで、本稿では、まずギガビットクラスの高速大容量通信を実現するためのシステム設計手法を検討し、最適なセル構成、および無線パラメータを明らかにする。さらに、無線機の重量や消費電力の低減に向けて、無線機の送信電力の影響について検討し、カバーエリア、およびスループット特性との関係性についても明らかにする。 |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
HAPS / セル構成 / 最適化 / 遺伝的アルゴリズム / 電力効率 / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 119, no. 90, RCS2019-98, pp. 359-364, 2019年6月. |
資料番号 |
RCS2019-98 |
発行日 |
2019-06-12 (RCS) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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