講演抄録/キーワード |
講演名 |
2019-05-17 14:45
証言に基づいた似顔絵描画における捜査員と目撃者のコミュニケーション ○渡邊伸行(金沢工大)・中嶋敏博・大久保敏子・濱村浩三(石川県警) HCS2019-22 HIP2019-22 |
抄録 |
(和) |
犯罪捜査の現場において,被疑者捜索の手段の一つとして,目撃証言に基づいた似顔絵が導入されている.本研究では,証言に基づいた似顔絵を描き上げる際の,捜査員と目撃者のコミュニケーションの様子の観察を通して,捜査用似顔絵の描画においてどのような情報交換や共有が行われ,またどのような情報が有効であるか,検討することを目的とした.実験では似顔絵捜査を模した状況で,実験協力者 (目撃者) の記憶に基づいたターゲット人物の情報を捜査員が聞き出し,その情報に基づいて似顔絵を描き上げた.目の前にターゲット人物がいない状況では,ターゲット人物の顔から感じ取れる“雰囲気”について聞き出すことが有効で,目撃者も比較的回答しやすく,捜査員と目撃者の間でイメージを共有しやすくなる可能性が示唆された. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
似顔絵 / 捜査 / 目撃証言 / コミュニケーション / / / / |
(英) |
Facial Composite / Investigation / Eyewitness Testimony / Communication / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 119, no. 38, HCS2019-22, pp. 193-196, 2019年5月. |
資料番号 |
HCS2019-22 |
発行日 |
2019-05-09 (HCS, HIP) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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