講演抄録/キーワード |
講演名 |
2019-03-05 09:30
ノイズ混入心電におけるQRS波の検出における適応相関フィルタの有用性 ○木曽原昌也(名古屋市大)・増田勇人(スズケン)・湯田恵美・早野順一郎(名古屋市大) MBE2018-94 |
抄録 |
(和) |
心電図は自由行動下のヒトの生理信号モニタリングとして最も成功しているものであり、そこから得られるR-R間隔データは心拍変動解析のための基準データとして用いられている。しかし、日常活動下の心電図には様々なノイズが混入し、筋電図や呼吸による心軸の変化など生理学的に避けられないものもある。その結果、医療目的で測定された心電図においても、QRS波の検出には自動アルゴリズムによる検出結果に対して、熟練技師による修正編集が行われており、時間的・経済的負担要因となっている。近年のウェアラブルセンサの普及による膨大なデータ解析需要を鑑みると、信頼性の高いQRS波検出アルゴリズムの開発は益々その重要性を増している。そこで、本研究はノイズの混入した心電図におけるQRS検出精度の改善について、適応相関フィルタの有用性を中心に検討した。 |
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キーワード |
(和) |
心電図 / R波 / QRS波 / 適応相関フィルタ / 心拍変動 / / / |
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文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 469, MBE2018-94, pp. 47-50, 2019年3月. |
資料番号 |
MBE2018-94 |
発行日 |
2019-02-25 (MBE) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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