講演抄録/キーワード |
講演名 |
2019-02-27 17:10
パケット結合によるDMA転送効率の向上 ○大輝晶子・八田彩希・川村智明・山崎晃嗣・羽田野孝裕・宮崎昭彦・新田高庸(NTT) VLD2018-106 HWS2018-69 |
抄録 |
(和) |
CPUを介さずに周辺機器やメインメモリなどの間で直接データ転送を行うDMA転送は、コンピュータにネットワーク機能を追加するためのNICとコンピュータの間のパケット転送の高速化も可能にする.しかし、DMA転送を用いても、短いパケットを高頻度で転送する場合にはDMA転送が起動される回数が増加し、転送効率が低下するという問題がある.このような問題を解決する目的で、短いパケットをまとめてDMA転送することにより転送効率の低下を回避するDMA転送高速化技術を評価した.NICからコンピュータへは、NICに搭載されたFPGAで複数のパケットを結合してDMA転送した.コンピュータからNICへは、複数のパケットが結合されたデータをDMA転送し、NICに搭載されたFPGA内で個々のパケットに戻した.評価系では、短いパケットでも複数のパケットを合計1500 byte以上になるまでまとめてDMA転送すると、この系における最大転送レートを達成できることを確認した.パケットをまとめることでショートパケットの転送効率を向上させることが期待できる結果となった. |
(英) |
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キーワード |
(和) |
DMA転送 / FPGA / / / / / / |
(英) |
DMA transfer / FPGA / / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 457, VLD2018-106, pp. 79-84, 2019年2月. |
資料番号 |
VLD2018-106 |
発行日 |
2019-02-20 (VLD, HWS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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