講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-12-15 14:55
CANプロトコルにおけるイベントトリガ型メッセージの応答時間解析 ○佐藤諒平・福本 聡・大原 衛(首都大東京) R2018-47 |
抄録 |
(和) |
コントローラエリアネットワークCANは車載ネットワークプロトコルの業界標準である.
ネットワーク設計の段階でその信頼性を保障するために,CANメッセージの応答時間解析 (RTA; Response time analysis) 手法がこれまでに数多く提案されている.
しかしながら,その手法の多くがメッセージの送信時間間隔を決定論的に扱うものであり,ユーザの行動や環境に起因してメッセージ送信がおこなわれるイベントトリガ (ET; Event-Triggered) 型のCANの解析には不向きであった.
本論文では送信時間間隔を確率的に論じ,ET型の通信プロトコルに適したRTA手法を提案する.
提案法はメッセージの応答時間の確率分布を高々数秒から数十秒の計算時間で精度良く算出可能である. |
(英) |
(Not available yet) |
キーワード |
(和) |
コントローラエリアネットワーク / CAN / 応答時間解析 / 確率解析 / 待ち行列理論 / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 365, R2018-47, pp. 23-28, 2018年12月. |
資料番号 |
R2018-47 |
発行日 |
2018-12-08 (R) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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R2018-47 |