講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-12-07 09:00
高スループットな相互結合網のためのスケーラブルな複数経路選択手法 ○河野隆太・安戸僚汰・松谷宏紀(慶大)・鯉渕道紘(NII)・天野英晴(慶大) CPSY2018-38 |
抄録 |
(和) |
ビッグデータ処理などを目的とするデータセンタは大規模化の一途を辿っている。このような大規模データセンタにおける要求レベル並列性を実現するため、高帯域な大規模ネットワークが必要とされている。近年、こう した課題の解決策として、Jellyfish などのランダム正則グラフに基づくスイッチ間ネットワークが提案されている。 ランダム正則グラフに対してスループットを最大化するため、最適な複数経路の選択手法である k-optimized path routing が提案されている。しかし、この手法は線形プログラムに必要なメモリサイズや計算時間が大きくなる問題点が存在する。本研究では、全ての送受信対を考慮しつつ最適化対象であるトラフィック数を大幅に削減することにより、従来手法と同等のスループットと必要メモリサイズの大幅な削減を両立する新たな手法を探求する。提案手法で ある k-optimized-PM (Perfect Matching)法は、計算時間を従来手法に比べ最大 2760 分の 1 まで削減しつつ、通信スループットを最大 18.2 %向上させた。 |
(英) |
(Available after conference date) |
キーワード |
(和) |
相互結合網 / デッドロックフリー・ルーティング / 高性能計算 / 不規則網 / / / / |
(英) |
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文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 339, CPSY2018-38, pp. 11-16, 2018年12月. |
資料番号 |
CPSY2018-38 |
発行日 |
2018-11-28 (CPSY) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
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