| 講演抄録／キーワード |
| 講演名 |
2018-11-26 10:30
確率的独立とゼロ相関：古典系と量子系
○大平 徹（名大） |
| 抄録 |
（和） |
量子系では古典的な「常識」が通用しない「特異」な事象がおきると認識されています. ここでは, しかし, 逆の視点をとり, 古典系で起きる「意外」な側面を量子系で探求することで, 古典系と量子系の境界について知見を得ることを目指します. その一例として,「確率的独立ならばゼロ相関であるが, 逆はいえない」という古典系の「常識」について,
２粒子−２状態系に限れば, 量子系で成立しているが, 古典系では成立していない, という結果を報告します. |
| （英） |
We normally perceive quantum phenomena as ``strange'' which do not match our classical intuitions. Here, we intentionally take an opposite viewpoint where how some ``strange'' aspects from the classical probability theory appear in quantum mechanics. We report here one such example. It is well known that when a pair of random variables is statistically independent, it has zero-correlation (zero covariance). But, the converse is not true. However, if we limit ourselves to the case that both variables take two distinct values, the converse holds. On the other hand, in quantum mechanics with the corresponding two-qubit system, the converse does not hold. This means that the above mentioned ``classical rule'' is followed by the quantum system, but not by the classical system. It provides yet another simple theorem separating classical and quantum theories. |
| キーワード |
（和） |
量子基礎 / 確率的独立 / 相関 / / / / / |
| （英） |
Quantum Foundations / Statistical Independence / Correlation / / / / / |
| 文献情報 |
信学技報 |
| 資料番号 |
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| 発行日 |
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| ISSN |
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| PDFダウンロード |
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| 研究会情報 |
| 研究会 |
QIT |
| 開催期間 |
2018-11-26 - 2018-11-27 |
| 開催地（和） |
東京大学 |
| 開催地（英） |
The University of Tokyo |
| テーマ（和） |
量子情報, 一般 |
| テーマ（英） |
Quantum Information |
| 講演論文情報の詳細 |
| 申込み研究会 |
QIT |
| 会議コード |
2018-11-QIT |
| 本文の言語 |
日本語 |
| タイトル（和） |
確率的独立とゼロ相関：古典系と量子系 |
| サブタイトル（和） |
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| タイトル（英） |
Statistical Independence and Zero Correlation: Classical and Quantum |
| サブタイトル（英） |
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| キーワード(1)（和/英） |
量子基礎 / Quantum Foundations |
| キーワード(2)（和/英） |
確率的独立 / Statistical Independence |
| キーワード(3)（和/英） |
相関 / Correlation |
| キーワード(4)（和/英） |
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| キーワード(5)（和/英） |
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| キーワード(6)（和/英） |
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| キーワード(7)（和/英） |
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| キーワード(8)（和/英） |
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| 第1著者 氏名（和/英/ヨミ） |
大平 徹 / Toru Ohira / オオヒラ トオル |
| 第1著者 所属（和/英） |
名古屋大学 (略称： 名大)
Nagoya University (略称： Nagoya Univ.) |
| 第2著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第2著者 所属（和/英） |
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| 第3著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第17著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第18著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第19著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 第20著者 氏名（和/英/ヨミ） |
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| 講演者 |
第1著者 |
| 発表日時 |
2018-11-26 10:30:00 |
| 発表時間 |
20分 |
| 申込先研究会 |
QIT |
| 資料番号 |
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| 巻番号（vol） |
vol. |
| 号番号（no） |
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| ページ範囲 |
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| ページ数 |
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| 発行日 |
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