講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-11-22 10:45
原子磁気センサとフラックストランスフォーマを用いた遠隔超低磁場NMR信号計測の感度向上 ○森口 司・笈田武範・小林哲生(京大) MBE2018-39 |
抄録 |
(和) |
超低磁場NMRでは数mT以下の静磁場を用いるため、計測されるMR信号が微弱であり、低周波の磁気共鳴信号に高感度な検出系を用いる必要がある。そこで、光ポンピング原子磁気センサ(OPM)とフラックストランスフォーマ(FT)を用いた遠隔計測が注目されている。遠隔計測において、FTの信号対雑音比(SNR)が検出感度限界に大きな影響を与えるため、本研究ではFTのコイルについてシミュレーションを行い、OPMとFTを用いたMR信号計測の感度向上に関する検討を行った。その結果、高SNRを達成しながら、高い信号強度をOPMへ出力するFTの入力コイルを設計できることを確認した。本シミュレーション結果に基づき、外部ノイズの影響下でも高いSNRを実現できるFTを製作することが期待できる。 |
(英) |
|
キーワード |
(和) |
光ポンピング原子磁気センサ / 超低磁場NMR / フラックストランスフォーマ / 超偏極キセノン / / / / |
(英) |
/ / / / / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 321, MBE2018-39, pp. 15-20, 2018年11月. |
資料番号 |
MBE2018-39 |
発行日 |
2018-11-15 (MBE) |
ISSN |
Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
技術研究報告に掲載された論文の著作権は電子情報通信学会に帰属します.(許諾番号:10GA0019/12GB0052/13GB0056/17GB0034/18GB0034) |
PDFダウンロード |
MBE2018-39 |