講演抄録/キーワード |
講演名 |
2018-11-16 09:40
Handshakeプロトコル解析に基づくセッションクラスタリングにおけるフィールドのクラスタリング能力に関する考察 ○山内啓彰・松崎 涼(工学院大)・中尾彰宏(東大)・小口正人(お茶の水女子大)・山本 周(東大)・山口実靖(工学院大) NS2018-141 |
抄録 |
(和) |
大規模災害時には輻輳が発生するため,被災者に必要なサービスを通信機器において優先的に転送するようなトラフィック制御が求められると考えられる.そのためには,通信機器にてサービスを同定することが必要となる.サービスを同定する手法として,複数TLSセッションの解析に基づいたサービス同定手法が提案されている.当該手法では,TLSセッション確立にサーバーから送信されるフローの非暗号部の2-gramによりセッションのクラスタリングを行っており,2-gramの違いは解析対象が持つフィールド値の違いにより生じている.しかし,TLSセッション確立のクライアントから送信されるフローの非暗号部の各フィールドのクラスタリング能力やサービス同定能力については調査されていない.本稿では,TLSのプロトコル解析に基づいたフィールドの解析を行い,各フィールドのセッションのクラスタリング能力およびサービス同定能力に関する考察を行う. |
(英) |
Service identification is important to giving priority in a network element to packets of important services. In an existing work, a method for identifying service based on clustering sessions was proposed. However, the study did not present a discussion on the cause of clusterings. In this paper, we present a discussion on the cause of clustering. |
キーワード |
(和) |
サービス同定 / SSL/TLS / Handshake / DPI / DPN / / / |
(英) |
Service identification / SSL/TLS / Handshake / DPI / DPN / / / |
文献情報 |
信学技報, vol. 118, no. 301, NS2018-141, pp. 63-68, 2018年11月. |
資料番号 |
NS2018-141 |
発行日 |
2018-11-08 (NS) |
ISSN |
Print edition: ISSN 0913-5685 Online edition: ISSN 2432-6380 |
著作権に ついて |
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NS2018-141 |